Adobe Experience Platform に取り込まれたすべてのデータは、データレイク内にデータセットとして保持されます。データセットは、スキーマ(列)とフィールド(行)を含んだデータコレクション(通常はテーブル)のストレージおよび管理用の構成体です。
Adobe Journey Optimizer ユーザーインターフェイスのデータセットワークスペースを使用すると、データの調査とデータセットの作成を行えます。
左側のナビゲーションでデータセットを選択し、データセットダッシュボードを開きます。
Adobe Experience Platform にデータを追加することは、プロファイルを作成するための基盤となります。そうすれば、Adobe Journey Optimizer でプロファイルを活用できるようになります。まず、スキーマを定義し、ETL ツールを使用してデータを準備および標準化したあと、スキーマに基づいてデータセットを作成します。
「参照」タブを選択し、組織で使用可能なすべてのデータセットのリストを表示します。リストに表示された各データセットに関する詳細(名前、データセットが適用されるスキーマ、最新の取得実行のステータスなど)が表示されます。
デフォルトでは、取り込んだデータセットのみが表示されます。システム生成データセットを表示する場合は、フィルターの「システムデータセットを表示」切り替えスイッチをオンにします。
データセットの名前を選択して、そのデータセットのアクティビティ画面にアクセスし、選択したデータセットの詳細を確認します。「アクティビティ」タブには、消費されるメッセージの割合を視覚化したグラフと、成功および失敗したバッチのリストが含まれます。
Adobe Journey Optimizer のシステムデータセットを以下に示します。
システムデータセットは変更できません。製品が更新されるたびに、変更は自動的に元に戻されます。
レポート
同意
インテリジェントサービス
各スキーマのフィールドと属性の完全なリストを表示するには、Journey Optimizer スキーマ辞書を参照してください。
データセットアクティビティ画面で、画面の右上隅付近の「データセットをプレビュー」を選択し、このデータセットで成功した最新のバッチをプレビューします。データセットが空の場合、プレビューリンクは非アクティブになります。
新しいデータセットを作成するには、まず、データセットダッシュボードの「データセットを作成」を選択します。
次のことができます。
データセットの作成、スキーマへのマッピング、データの追加、データの取り込み確認の方法についてこのビデオで説明しています。
データセットで、「データガバナンス」タブを参照し、データセットレベルとフィールドレベルでラベルを確認します。データガバナンスは、適用されるポリシーのタイプに従ってデータを分類します。
Adobe Experience Platform の主な機能の 1 つは、複数の企業システムのデータを統合して、マーケターが顧客を識別かつ理解し、惹きつけられるようにすることです。このデータは、組織または法規制によって定義された使用制限の対象となる場合があります。したがって、データ操作が、データ使用ポリシーを確実に準拠できるようにすることが重要です。
Adobe Experience Platform Data Governance を使用すると、顧客データを管理し、データの使用に適用される規制、制限、ポリシーへのコンプライアンスを確保できます。Experience Platform 内の様々なレベルで重要な役割を果たします(例えば、カタログ化、データ系列、データ使用ポリシー、マーケティングアクションのデータに関するアクセス制御など)。
データガバナンスとデータ使用ラベルについて詳しくは、データガバナンスドキュメントを参照してください
スキーマとデータセットを作成し、データを取り込んで、Adobe Journey Optimizer にテストプロファイルを追加する方法について、このエンドツーエンドのサンプルで説明します。
データセットの作成について詳しくは、Adobe Experience Platform ドキュメントを参照してください。
データセット UI の使用方法については、データ取り込みの概要ドキュメントを参照してください。
クエリの例を含むユースケースのリストは、こちらから入手できます。
関連トピック