Profile Merge Rulesプロを作成するには、この節で説明している手順を確認して完了してください。
クロスデバイス対応データソースを作成するには、Audience Data > Data Sources > Add New の順に選択して、ここに記載されているそれぞれの節の手順を完了します。クロスデバイス対応データソースの作成や編集には、管理者権限が必要です。
各種コントロールの説明については、データソースの設定とメニューオプションを参照してください。
「Data Source Details」セクションを完了するには:
データ書き出しコントロールは、データソースおよび宛先に適用できるオプションの分類ルールです。宛先へのデータ送信がデータプライバシーや使用契約に違反する場合、データ送信を防止します。データ書き出しコントロールを使用しない場合は、「Data Export Controls」セクションを省略してください。
「Data Source Settings」セクションには複数のオプションが用意されていますが、クロスデバイス対応データソースの作成には次の 2 つのオプションが重要です。
Use as Authenticated Profile:デフォルトで選択されています。この設定により、独自の認証済みデータで Profile Merge Rule を作成できます。
Use as a Device Graph:このコントロールは、データプロバイダーとして登録されているアカウントでのみ使用できます。このチェックボックスを選択すると、データソースがデバイスグラフとして作成され、Audience Manager の他のお客様と共有できるようになります。担当の Audience Manager コンサルタントと協力して、データプロバイダーとしてセットアップしたり、このData Sourceの共有相手となる顧客を指定したりします。コンサルタントは、社内のプロビジョニングプロセスを通じて、アカウントとデバイスグラフ共有をプロビジョニングします。
Data retention for inactive Customer IDs:非アクティブな顧客 ID のデータ保持期間を設定できます。これにより、Audience Manager プラットフォームに Audience Manager が最後に表示された後、Audience Manager がデータベースに顧客 ID を保持する期間を決定します。デフォルト値は 24 か月(720 日)です。設定できる最小値は 1 か月、最大値は 5 年です。すべての月は 30 日としてカウントされます。Audience Manager は、非アクティブな顧客 ID に設定したデータ保持に従って、非アクティブな顧客 ID を週 1 度削除するプロセスを実行します。
これらの設定と関連付けられているテキストフィールドでは、Data Sourceの名前をプロファイル統合ルールオプションに表示されるエイリアスに置き換えることができます。例えば、Use as Authenticated Profile にエイリアスを追加した場合は、その名前が Authenticated Profile Options リストに表示されます。Use as a Device Graph にエイリアスを追加した場合は、その名前が Device Options リストに表示されます。
Profile Merge Rule を作成するには、Audience Data > Profile Merge Rules > Add New Rule の順に選択して、ここに記載されているそれぞれの節の手順を完了します。
クロスデバイス対応データソースをセットアップした後、最大 3 個の結合ルールを作成できます。People-Based Destinations に新規登録すると、4 番目のプロファイル結合ルール(All Cross-Device Profiles)にアクセスできるようになります。
ルールの作成、編集、削除には、管理者権限が必要です。すべてのユーザーが既存のProfile Merge Rulesを表示および使用できます。
**前提条件:**Profile Merge Ruleの作成には、クロスデバイス対応データソースが必要です。データソースの作成を参照してください。
各種コントロールの説明については、定義済みのプロファイルの結合ルールオプションを参照してください。
「Basic Information」セクションを完了するには:
データ書き出しコントロールは、Profile Merge Ruleに適用できるオプションの分類ルールです。宛先へのデータ送信がデータプライバシーや使用契約に違反する場合、データ送信を防止します。データ書き出しコントロールを使用しない場合は、「Data Export Controls」セクションを省略してください。
「Proflie Merge Rule Setup」セクションを完了するには:
2019 年後半に、クロスデバイス ID を使用して生成されたバッチファイルの精度を向上させるために、一連のプロファイル結合ルールの機能強化がリリースされました。これらの機能強化は、2020 年 3 月 16 日(PT)(火)より、Audience Manager インスタンスで厳密に適用されます。そのため、クロスプロファイル ID を使用して宛先にマッピングされたセグメントは、一部のデバイス結合ルールの設定でエクスポートの生成を停止します。
クロスデバイス ID(Adobe Campaign など)を使用して、Audience Manager インスタンスと宛先を正しく統合するには、次の要件を満たす必要があります。
上記の手順に基づいて、Profile Merge Rules が最大数に達しており、設定に関するサポートが必要な場合は、カスタマーケアにお問い合わせください。
下の説明に従って、結合ルールと連携して動作するための Adobe Experience Platform Identity Service、DIL、およびモバイル SDK コードを設定します。
これらの手順を完了する前に、クロスデバイス対応データソースおよびプロファイル結合ルールを設定する必要があります。
Profile Merge Rulesを操作する際は、Adobe Experience Platform Identity Service および最新バージョンの DIL の使用をお勧めします。ただし、この機能を使用する場合に Adobe Experience Platform Identity Service を使用することは必須ではありません。DIL のみを使用する場合は、下記のレガシー DIL の節を参照してください。
Adobe Experience Platform Identity Service を操作する差異、setCustomerIDs
関数は宣言された ID を Audience Manager に渡します。プロファイル結合ルールを使用する場合、setCustomerIDs
を変更して、クロスデバイス対応データソースの作成時に指定した統合コードを使用するよう設定します。例えば、統合コード my_datasource_ic
でクロスデバイス対応データソースを作成したとします。宣言された ID を渡すには、以下の変更後のコードのサンプルに示すように、統合コードを訪問者 ID 関数に追加します。
visitor.setCustomerIDs({
"userid":{
"id":"12345",
"authState":Visitor.AuthState.AUTHENTICATED
visitor.setCustomerIDs({
"my_datasource_ic":{
"id":"12345",
"authState":Visitor.AuthState.AUTHENTICATED
詳しくは、クロスデバイス対応データソースの作成と顧客 ID と認証状態を参照してください。
DIL.create
関数の設定DIL の最新バージョンでは、DIL.create
の visitorService
から declared ID が自動取得されるようになりました(宣言された ID 変数を参照)。DIL.create
関数を調べ、以下のコードのサンプルのように適切に設定されていることを確認します。
var vDil = DIL.create({
partner:"partner name",
visitorService:{
namespace:"INSERT-MCORG-ID-HERE"
}
});
namespace キー値ペアの *
MCORG*
変数は Experience Cloud の組織 ID です。この ID がわからない場合、Administration ダッシュボードの「Experience Cloud」セクションで確認できます。このダッシュボードを表示するには、管理者権限が必要です。管理:コアサービスも参照してください。
下記の SDK の設定セクションも参照してください。
まだ Adobe Experience Platform Identity Service を使用していない場合は、是非使用することをお勧めします。しかし、新しいコードへの移行には、慎重な検討とテストが必要です。このような場合は、DIL.create
関数を調べ、以下のコードのサンプルのように適切に設定されていることを確認します。
DIL.create({
partner: "partner name",
declaredId:{
dpuuid: YOUR_DPUUID,
dpid: YOUR_DPID
}
});
詳しくは、宣言された ID 変数の DIL の節を参照してください。
declared IDs を Android および iOS モバイルデバイスから渡す方法を SDK コードで確認します。Android と iOS のコードライブラリで、変数名は同じです。
dpid
:クロスデバイス対応データソース ID。dpuuid
:declared ID(例:ユーザー ID)。デバイスタイプ | メソッド |
---|---|
Android |
構文:
public static void setDpidAndDpuuid(String dpid, String dpuuid); 例:
AudienceManager.setDpidAndDpuuid("myDpid","myDpuuid"); |
iOS |
構文:
例:
|
Android 用の Audience Manager メソッドと iOS 用の Audience Manager メソッドも参照してください。