データタイプのフィルタリング

使用可能なデータタイプのリストは、作成方法に基づいて事前にフィルタリングされています。ラジオボタンを選択して、「​ 標準 ​」オプションと「​ カスタム ​ オプションの中から選択します。 「​ 標準 ​」オプションにはAdobeが作成したエンティティが表示され、「​ カスタム ​」オプションには組織内で作成したエンティティが表示されます。

標準 と カスタム がハイライト表示された スキーマ ワークスペースの データタイプ タブ

既存のデータタイプの編集

NOTE
リアルタイム顧客プロファイルで使用できるように設定されているスキーマで既存のデータタイプを使用すると、以降はそのデータタイプに非破壊的な変更のみを加えることができます。 詳しくは、 スキーマ進化のルールを参照してください。

編集できるのは、組織で定義されたカスタムデータタイプのみです。 組織が所有するカスタムデータタイプのみを表示する場合は、「カスタム」を選択します。

編集するデータタイプをリストから選択して右側のパネルを開き、データタイプの詳細を表示します。 詳細パネルから、サンプルファイルをダウンロードしたり、JSON 構造をコピーしたり、データタイプをパッケージに追加したりすることもできます。

右側のパネルでデータタイプの名前を選択して、Schema Editor で構造を開きます。

![ データタイプ ​ カスタム ​ とデータタイプ ] 名前 ​ がハイライト表示された ​ スキーマ ​ ワークスペースの ​ データタイプ ​ タブ ​

データタイプへのフィールドの追加

データタイプへのフィールドの追加を開始するには、キャンバスのルートレベルフィールドの横にある プラス(+) アイコンを選択します。 下に新しいフィールドが表示され、右側のパネルが更新されて、新しいフィールドのコントロールが表示されます。

右側のパネルのコントロールを使用して、新しいフィールドの詳細を設定します。 フィールドを設定してデータタイプに追加する方法に関する具体的な手順については、UI でのフィールドの定義に関するガイドを参照してください。

レストラン データタイプには、レストランの名前を表す文字列フィールドが必要です。 そのため、​ フィールド名 ​ は「名前」に設定され、​ タイプ ​ は「​ 文字列 ​」に設定されます。 「適用」を選択して、フィールドに変更を適用します。

必要に応じて、データタイプにさらにフィールドを追加します。 レストラン データタイプの例には、ブランド、座席数およびフロアスペース用の追加フィールドが含まれるようになりました。

基本フィールドに加えて、カスタムデータタイプ内に追加のデータタイプをネストすることもできます。 例えば、Restaurant データタイプには、プロパティの物理アドレスを表すフィールドが必要です。 このシナリオでは、標準のデータタイプ「​ 郵送先住所 ​」が割り当てられた新しい「住所」フィールドを追加できます。

これは、データ型がデータを記述する際にどのように柔軟かを示しています。データ型は、フィールドを使用して、データ型を構成することもでき、フィールド自体にさらにデータ型を含めることもできます。 これにより、XDM スキーマ全体で一般的なデータパターンを抽象化して再利用できるので、複雑なデータ構造を簡単に表すことができます。

データタイプへのフィールドの追加が完了したら、「保存 を選択して変更を保存し、データタイプを Schema Library に追加します。