Adobe Commerce
Adobe Commerceは、アジャイルな B2B および B2C コマースプラットフォームであり、オンラインおよび物理スペースをまたいで顧客中心のデジタルコマースエクスペリエンスを通じて、マーチャントおよびブランドの収益を促進できます。
Adobe Experience Platform Sources では、Adobe Commerceとの統合をサポートしています。これにより、マーチャントはストアフロントおよびバックオフィスのデータをExperience PlatformEdge Networkに送信でき、Adobe AnalyticsやAdobe Targetなどの他のAdobe Experience Cloud製品でも Commerce のデータを使用できます。
- ストアフロントイベント:買い物客のインタラクション(
View Page
、View Product
、Add to Cart
など)をキャプチャします。 B2B マーチャントの場合、ストアフロントイベントは 購買依頼リストもキャプチャします。 - バックオフィスイベント:注文のステータスに関する情報(注文の成否、キャンセル、返金、発送、完了など)を取得します。
NOTE
Adobe Commerceでキャプチャされたデータには、個人を特定できる情報(PII)は含まれません。 Cookie ID や IP アドレスなどのすべてのユーザー識別子は、厳密に匿名化されます。
前提条件
Adobe CommerceをExperience Platformに接続するには、次の条件を満たす必要があります。
- Adobe Commerce 2.4.3 以降。
- 有効なAdobe IDと組織 ID。
- Adobeクライアントデータレイヤー拡張機能にアクセスします。 この拡張機能は、ストアフロントイベントデータを収集するために必要です。
- 他のAdobeDX 製品の使用権限。
オンボーディング手順
Adobe Commerce ソースアカウントを完全にオンボードするには、対応するドキュメントと共に、以下に説明する手順に従います。
- Adobe Commerce用に 拡張機能をイ Data Connection ストールします。 Adobeの Marketplace からコネクタ拡張機能をダウンロードできます。
- コネクタ拡張機能が正常にインストールされたら、Experience CloudでAdobeアカウントにログインし、 組織 ID を確認します。 この ID は、プロビジョニングされているExperience Cloud会社に関連付けられています。 24 文字の英数字の文字列の形式で、必須の文
@AdobeOrg
が含まれています。 - 次に、Commerce固有のフィールドグループを使用して、エクスペリエンスデータモデル(XDM)スキーマを作成または更新します。 XDM スキーマにCommerce固有のフィールドグループを追加する方法の手順について詳しくは、XDM スキーマへのフィールドグループの追加に関するガイドを参照してください。
- スキーマを設定したら、新しいスキーマに基づいてデータセットを作成する必要があります。 このデータセットには、送信した Commerce データが含まれます。 データのデータセットを作成する手順について詳しくは、Experience Platformへのデ Commerce タの送信に関するガイドを参照してください。
- 次に、データストリームを作成し、Commerce固有のフィールドグループを含む XDM スキーマを選択します。 データストリームについて詳しくは、 データストリームの概要を参照してください。
- 次に、Adobe Commerce インスタンスを Commerce サービスコネクタに接続する必要があります。 これにより、Commerce インスタンスを SaaS (Software as a Service)としてデプロイできます。
- 前述のすべての設定が完了したら、Commerce Admin を使用してCommerce サービスコネクタと Data Connection 拡張機能の両方を設定することで、Experience Platformに接続できるようになります。 この最後の手順について詳しくは、Commerce データのExperience Platformへの接続に関するガイドを参照してください。
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