フォームとフォームデータモデルの統合

フォームをフォームデータモデル(FDM)と統合すると、様々なバックエンドデータソースを使用してフォームデータモデル(FDM)を作成できます。 フォームデータモデル(FDM)を様々なフォームワークフローのスキーマとして使用できます。データソースを設定し、データソースで使用可能なデータモデルオブジェクトとサービスに基づいて、フォームデータモデル(FDM)を作成します。

Formsとフォームデータモデル(FDM)の統合の利点

  • シームレスなバックエンド接続:カスタムコードを使用せずに、フォームを様々なバックエンドシステム(データベース、REST API、SOAP サービス、CRM など)に接続します。 これにより、リアルタイムのデータ交換が可能になり、統合作業が軽減されます。

  • 一元化されたデータスキーマ フォームデータモデルは、複数のフォームやワークフローで使用されるデータオブジェクトやサービスのマッピングや管理を簡素化する、統合データスキーマとして機能します。

  • フォームの事前入力と送信の改善:フォームデータサービスを使用して事前入力と送信のアクションを簡単に設定し、正確で最新のデータ取得と保存を保証します。

  • 動的なワークフローのサポート:フォームデータモデルをワークフローと統合して、送信されたデータや取得したデータに基づいてビジネスプロセスを自動化し、全体的な効率を向上させることができます。

前提条件

フォームデータモデルを使用してフォームを設定する前に、次の手順を完了していることを確認してください。

基盤コンポーネント

基盤コンポーネントに基づくアダプティブフォームを使用してフォームデータモデルを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 編集用にアダプティブフォームを開き、アダプティブフォームのコンテナプロパティの「送信」セクションに移動します。

  2. 送信アクション ドロップダウンリストから「フォームデータモデルを使用して送信」を選択します。

    フォームデータモデルを使用して送信

  3. 作成した 送信するデータモデル 設定を選択します。
    データベースに添付ファイルを送信するには、「フォームの添付ファイルを送信」を選択します。 「レコードのドキュメントの送信 を選択すると、レコードのドキュメント(DoR がデータベースに保存されます。

  4. 保存」をクリックして、送信設定を保存します。

コアコンポーネント

コアコンポーネントに基づくアダプティブフォームを使用してフォームデータモデルを設定するには、次の手順を実行します。

  1. コンテンツブラウザーを開き、アダプティブフォームの​ ガイドコンテナ ​コンポーネントを選択します。

  2. ガイドコンテナプロパティ ガイドプロパティ アイコンをクリックします。 アダプティブフォームコンテナダイアログボックスが開きます。

  3. 送信」タブをクリックします。

  4. 送信アクション ドロップダウンリストから「[フォームデータモデルを使用して送信]」を選択します。

    フォームデータモデルを使用して送信

  5. 作成した 送信するデータモデル 設定を選択します。
    データベースに添付ファイルを送信するには、「フォームの添付ファイルを送信」を選択します。 「レコードのドキュメントの送信 を選択すると、レコードのドキュメント(DoR がデータベースに保存されます。

  6. 保存」をクリックして、送信設定を保存します。

ユニバーサルエディター

次の手順を実行して、ユニバーサルで作成されたアダプティブフォームを含むフォームデータモデルを設定します。

  1. アダプティブフォームを編集用に開きます。

  2. エディターで フォームプロパティを編集 拡張機能をクリックします。

    フォームのプロパティ ダイアログが表示されます。

    note note
    NOTE
    • ユニバーサルエディターインターフェイスに フォームプロパティを編集 アイコンが表示されない場合は、Extension Managerで フォームプロパティを編集 拡張機能を有効にします。
    • ユニバーサルエディターで拡張機能を有効または無効にする方法については 🔗Extension Manager機能のハイライト } の記事を参照してください。
  3. 送信」タブをクリックし、「フォームデータモデルを使用して送信」を選択します。

    OneDrive GIF
    添付ファイルを元の名前で保存」を選択すると、添付ファイルは元のファイル名を使用してフォルダーに保存されます。 Azure Blob ストレージにレコードのドキュメント(DoR)を保存することもできます。

  4. データを保存する場所に「ストレージ設定」を選択します。

  5. 保存して閉じる をクリックします。

ユニバーサルエディターで作成したフォームを統合する方法について詳しくは、「 ユニバーサルエディターでのFormsとフォームデータモデルの統合を参照してください。

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