標準コンポーネントリファレンス
Customer Journey Analytics のほとんどのディメンションと指標は、Adobe Experience Platform データセットのスキーマ要素に基づいています。ただし、使用する接続に関係なく、データビューに追加できるコンポーネントがいくつかあります。
標準 コンポーネントとは、データセットスキーマフィールドから生成されるのではなく、システムによって生成されるコンポーネントを指します。Analysis Workspace でのレポート機能を強化するために必要なシステムコンポーネントもあれば、オプションのシステムコンポーネントもあります。
必要な標準コンポーネント required
これら必須の標準コンポーネントは、デフォルトで各データビューに追加されます。これらは、Customer Journey Analytics が提供するレポート機能に不可欠です。
セッションの最初のイベントとなったイベントの数。フィルター定義で使用する場合(例:「セッション開始が存在する」)、各セッションの最初のイベントのみにフィルターされます。
次の計算指標を Workspace で使用可能にするには、このコンポーネントをデータビューに含める必要があります。
- セッション開始率
セッションの最後のイベントとなったイベントの数。「セッション開始」と同様、これをフィルター定義で使用してフィルタリングし、各セッションの最後のイベントだけを残すこともできます。
次の計算指標を Workspace で使用可能にするには、このコンポーネントをデータビューに含める必要があります。
- セッション終了率
あるディメンションについて、2 つの異なる値の間の時間を合計します。
次の計算指標を Workspace で使用可能にするには、このコンポーネントをデータビューに含める必要があります。
- ユーザー別滞在時間
- セッションごとの滞在時間
標準コンポーネント(任意) optional
オプションの標準コンポーネントは、 データビュー/ データビューを編集/ コンポーネント タブ/ 標準コンポーネント タブにあります。
Experience Platform で定義された各データセットスキーマは、1 つ以上の定義済み ID のセットを持つことができ、ID 名前空間に関連付けられます。これら ID のいずれかをユーザー ID として使用できます。例えば、cookie ID、関連付け ID、ユーザー ID、トラッキングコードなどがあります。ユーザー ID ディメンションは、データセットを組み合わせ、Customer Journey Analytics での一意のユーザーを識別する際の基礎となります。
考えられるユースケースは次のとおりです。
- 特定のユーザー ID 値に対してフィルターを作成し、そのユーザーの行動に至るまですべてをフィルタリングします。
- デバッグ:特定の cookie ID(または特定の顧客 ID)のデータが存在することを確認します。
- コールセンターに電話をかけたユーザーを特定します。
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