マーケターつまりジャーニー実務担当者は、オファーおよびジャーニーの作成とコンテンツのデザインを担当します。システム管理者とデータエンジニアからアクセス権を付与され、環境の準備ができたら、Adobe Journey Optimizer での作業を開始できます。
初めてのジャーニーをセットアップし、オファーとアセットを追加して、メッセージを送信するには、以下の節を参照してください。
セグメントを作成します。Journey Optimizer では、セグメントメニューから直接オーディエンスセグメントを作成し、それらをジャーニーに活用できます。セグメントについて詳しくは、このページを参照してください。セグメントを作成する方法については、このサンプル を参照してください。
パーソナライズ機能と動的コンテンツを追加します。Journey Optimizer のパーソナライズ機能と動的コンテンツ機能を活用して、メッセージをオーディエンスに合わせます。パーソナライズ機能と動的コンテンツの詳細をご覧ください。
アセットを作成し管理します。Adobe Experience Manager Assets Essentials は、メッセージへの入力に使用できるアセットの一元的な集中リポジトリを提供します。詳しくは、この節を参照してください。
オファーを追加します。Journey Optimizer を使用すると、顧客に最適なオファーとエクスペリエンスをすべてのタッチポイントにわたって適切なタイミングで提供できます。設計を終えたら、パーソナライズされたオファーを使用してオーディエンスをターゲットに設定します。意思決定管理について詳しくは、この節を参照してください。
テストして検証します。コンテンツを定義したら、テストプロファイルを使用してプレビューとテストを行うことができます。パーソナライズされたコンテンツを挿入した場合は、テストプロファイルのデータを使用して、そのコンテンツがメッセージにどのように表示されるかを確認できます。さらに、Journey Optimizer で Litmus アカウントを利用すると、一般的なメールクライアントでのメールのレンダリング結果を即座にプレビューすることができ、すべてのインボックスでメールコンテンツが適切に表示され、正しく機能することを確認できます。メッセージのテストと検証の方法については、この節を参照してください。
カスタマージャーニーを設計して、状況に即したパーソナライズされたエクスペリエンスを提供します。Journey Optimizer を使用すると、イベントやデータソースに保存されたコンテキストデータを使用して、リアルタイムオーケストレーションの使用例を作成できます。次の機能を活用して、複数のステップから成る詳細なシナリオを設計できます。
イベントの受信をトリガーにしてリアルタイムに単一配信を送信したり、Adobe Experience Platform のセグメントを使用してメッセージを一括で送信したりできます。
イベント、Adobe Experience Platform の情報、サードパーティの API サービスのデータなどのコンテキストデータを活用できます。
組み込みのチャネルアクション(メール、SMS、プッシュ)を使用して Journey Optimizer でデザインしたメッセージを送信したり、サードパーティのシステムを使用している場合はカスタムアクションを作成してメッセージを送信したりできます。
ジャーニーデザイナーを使用すると、エントリイベントやセグメントの読み取りアクティビティを簡単にドラッグ&ドロップして、条件を追加し、パーソナライズされたメッセージを送信するなど、複数の手順から成るユースケースを作成できます。
ジャーニーを設計して実行する方法については、この節を参照してください。
メッセージとジャーニーを監視します。メッセージが正常に実行、送信および配信されていることを確認するため、Journey Optimizer では、現在公開およびトリガーされているメッセージを監視する機能を提供しています。パフォーマンス監視の方法については、この節を参照してください。