データ取り込みの概要

Customer Journey Analytics へのデータの取り込みには、様々なオプションがあります。従来の Adobe Analytics データを移動することを想定しているものもあれば、Adobe Experience Platform に取り込んだデータを使用することを想定しているものもあります。

重要

すべてのシナリオにおいて、Customer Journey Analytics で​_使用_​するデータは、実際には Adobe Experience Platform で​_取り込んだ_​データになります。

概要で前述の、大まかな Customer Journey Analytics アーキテクチャを参照してください。

Customer Journey Analytics

上記のアーキテクチャのデータセットのソースには、次のようにさまざまなものがあります。

  • バッチデータ

  • ストリーミングデータ

  • 現在の Adobe Analytics デプロイメントのデータ

  • Adobe Experience Platform Web / Mobile SDK を使用して web サイトやモバイルアプリを追跡したデータ

  • アドビがソースコネクタを提供するサードパーティのデータプロバイダーからのデータ

また、これらのデータセットを多数持つことができます。

ドキュメントのこの節では、様々なシナリオに関するクイックスタートガイドを提供します。

従来の Adobe Analytics からのデータの取り込みと使用

既に Adobe Analytics をデプロイしており、このデータを Adobe Experience Platform で取り込み、Customer Journey Analytics で使用したり、他のチャネルやデータソースからのデータと組み合わせて分析したりします。

詳しくは、従来の Adobe Analytics からのデータの取り込みと使用を参照してください。

Adobe Experience Platform Web SDK と Edge Network を介したデータの取り込みと使用

アドビのテクノロジーを使用して web サイトを分析し、潜在的に別のソリューションから移行するか、訪問者の行動の追跡を開始します。実装に関するアドビのベストプラクティス(Adobe Experience Platform SDK と Edge ネットワークを使用)に従い、データを取り込みます。次に、取り込んだデータを、Customer Journey Analytics 内の他のチャネルやデータソースからのデータと使用し、組み合わせて、分析できます。

詳しくは、Adobe Experience Platform Web SDK と Edge Network を使用したデータの取り込みと使用を参照してください。

バッチデータの取り込みと使用

顧客の行動をより深く理解し、顧客のインタラクションを分析するのに役立つ詳細を提供する、関連するバッチデータを使用できます。このようなバッチデータの例としては、CRM システム、ロイヤルティアプリケーション、またはアドビが現在ソースコネクタを提供していないその他のソリューションからの、CSV、JSON、Parquet 形式のフラットファイルがあります。このバッチデータを Adobe Experience Platform に取り込むと、Customer Journey Analytics で他のチャネルやデータソースのデータを使用し、組み合わせて、分析できます。

詳しくは、バッチデータの取り込みと使用を参照してください。

ストリーミングデータの取り込みと使用

CRM システム、ERP システム、またはその他のソースなど、顧客の行動をより深く理解し、顧客とのやり取りを分析するのに役立つ詳細を提供する関連データソースがあります。このデータソースは、アドビが現在ソースコネクタを提供していない、HTTP またはパブリッククラウドのストリーミングインフラストラクチャ経由で通信できます。このストリーミングデータをリアルタイムで Adobe Experience Platform に取り込むと、Customer Journey Analytics で他のチャネルやデータソースのデータを使用し、組み合わせて、分析できます。

詳しくは、ストリーミングデータの取り込みと使用を参照してください。

ソースコネクタを使用したデータの取り込みと使用

ソースコネクタでサポートされているソースからデータを取得できます。ソースコネクタは、アドビ、ファーストパーティおよびサードパーティのアプリケーションから Adobe Experience Platform にデータを取り込むための設定が可能です。詳しくは、ソースコネクタの概要を参照してください。ソースコネクタを使用すると、ソースから Adobe Experience Platform へと簡単にデータを取り込み、Customer Journey Analytics で使用したり、他のチャネルやデータソースのデータと組み合わせて分析したりできます。

詳しくは、ソースコネクタを使用したデータの取り込みと使用を参照してください。

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