Customer Journey Analytics(CJA)では、単一のディメンション内でレポートできる一意の値またはディメンション項目の数に制限はありません。 ただし、状況によっては、一意の項目が非常に多いディメンション(高基数ディメンションとも呼ばれます)が、レポートの対象に影響を与える可能性があります。
特定の CJA 接続でのイベント数に応じて、高基数のディメンションに関連して、次の 2 つの制限が発生する可能性があります。
高基数ディメンションの行数を正確にレポートできない可能性があります。 その場合、フリーフォームテーブルには、次のような指標が表示されます。
高基数のディメンションで使用する場合、計算指標関数は列の最大値、列の最小値、行数、平均、中央値、百分位数、四分位数、標準偏差、平方偏差、回帰関数、T 関数、Z 関数などの予測値を返す場合があります。
また、計算指標を使用してテーブル列を並べ替えると、予測値に基づいて行われる可能性があり、正確な並べ替え順が反映されない場合があります。 予測値が使用された可能性があることを知らせる警告メッセージが表示されます。
計算指標が予測値を返すことがある場合でも、列の合計は常に正確であり、予測値に基づくことはありません。 同様に、標準指標を使用する場合、予測値は使用されず、常に正確な並べ替え順が反映されます。
一部の計算指標およびディメンション行数には制限がありますが、次の機能では、ディメンションが高基数であるかどうかに関係なく、どのディメンションでもすべての一意の値を常に考慮します。
基数の高いディメンションを使用する場合に発生する可能性のある警告や予測を排除するために、次のいずれかの方法を使用して、レポートで考慮する行数を絞り込むことをお勧めします。
これらのテクニックを使用すると、多くの場合、高基数のディメンションを使用するときに発生する望ましくない推測や警告を排除できます。