Customer Journey Analytics(CJA)で検出されたオーディエンスを作成して Adobe Experience Platform のリアルタイム顧客プロファイル(RTCP)に公開し、顧客のターゲティングやパーソナライゼーションに使用できるようになりました。
公開オーディエンスを使用すると、CJA 内で見つかったインサイトを活用してアクションを行う明確な方法がわかります。アクションの例として、次のようなものがあります。
オーディエンス:名前空間と、その名前空間に関連する特定の ID の両方を持つ ID のセットまたはリスト。オーディエンスは、Adobe Experience Platform およびこれを基にしたアプリケーション(CJA など)から転送できます。オーディエンスには、名前空間を混在させて含めることができます。
フィルター:一連のデータを一定期間評価した場合に、データのサブセットを生成する一連のルール。フィルターは、他のサポートサービスと組み合わせて、オーディエンスを作成するプロセスで使用できます。フィルターは CJA で定義および管理されます。
フィルターとセグメント:CJA は、「セグメント」の概念を使用しません。代わりに、「フィルター」を使用します。いずれにも類似したロジックを含めることができる一連のルールですが、生成される出力は異なります。フィルターは、分析目的でデータセットを絞り込むために使用します。セグメントは、アクティベーションに使用できる ID のリストを生成するために使用されます。セグメントはリアルタイム顧客プロファイルでオーディエンスを生成しますが、フィルター(単独)では生成されません。CJA オーディエンスの公開は、CJA フィルターを使用して、リアルタイム顧客プロファイルで利用できるオーディエンスを作成するプロセスです。
管理者には、Adobe Admin Console でのオーディエンス公開権限が自動的に付与されます。
管理者は、この権限を個々のユーザーに付与できます。
管理者には Adobe Experience Platform でのプロファイル管理権限も必要です。
CJA でオーディエンスを公開すると、オーディエンスで使用されるフィールドに添付されたデータガバナンスラベルとポリシーが記録されます。任意の Adobe Experience アプリケーションでオーディエンスがアクティブ化されると、関連するすべてのデータガバナンスラベルおよびポリシーをそのオーディエンスで使用でき、適切に実施できるようになります。同意の詳細情報。