計算済みカスタムフィールドと計算済み列の比較
Adobe Workfront で複数のフィールドを集計し、その集計値を新しいフィールドに表示するには、次のように作成します。
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カスタムフォームの計算済みカスタムフィールド
計算カスタムフィールドをカスタムフォームに追加する方法について詳しくは、 計算フィールドをフォームに追加するを参照してください。 -
ビューの計算済み列
ビューで計算を使用する方法について詳しくは、テキストモードの一般的な使用例の概要の記事のビューでテキストモードを使用の節を参照してください。
計算済みフィールドと計算済み列は、どちらもテキストモードを使用して作成できますが、作成する構文が異なります。計算済みフィールドと計算済み列を作成する方法について詳しくは、上記の記事を参照してください。計算済みカスタムフィールドや計算済み列など、計算済みのデータ式で使用される様々な構文について詳しくは、この記事の計算済みカスタムフィールドと計算済みカスタム列の構文の比較を参照してください。
計算済みフィールドと計算済み列の両方で、同じ計算を使用できます。ただし、その計算の目的によって、どちらを作成するのかを検討する必要があります。
計算済みカスタムフィールドと計算済みカスタム列の構文の比較
使用する関数は同じですが、計算済みカスタムフィールドで式を作成する場合の構文は、計算済みカスタム列を作成する場合の構文とは異なる場合があります。
例:
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タスクのカスタムフォームのカスタムフィールドでは、以下を使用して、カスタムフォームが添付されているタスクの親プロジェクトの名前を生成します。
{project}.{name}
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レポートのカスタム列では、以下を使用して、タスクレポートにプロジェクト名のカスタム列を追加します。
valuefield=project:name
または
valueexpression={project}.{name}
note tip TIP 同じ構文が、計算式を使用するすべてのテキストモードレポート要素(ビュー、フィルター、グループ化、プロンプト)に適用されます。
2 つの構文の違いは次のとおりです。
計算済みカスタム列で使用する必要がある構文について詳しくは、テキストモードの概要を参照してください。
計算済みカスタムフィールドを使用する場合
- 集計結果をレポートでグループ化する場合や、その情報をグラフに表示する場合
- フィールドで計算した集計以外のデータを集計する場合
- データは更新されず、時間が経つと変わる可能性があるので、データの適時性を気にしない場合
計算済みカスタムフィールドの更新をトリガーするアクション
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オブジェクトのメインページでその他アイコン をクリックし、「式を再計算」をクリック
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「カスタム式を再計算」が有効になっている場合に複数のオブジェクトを一括編集
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計算済みカスタムフィールドに対して「前の計算を更新」が有効になっている場合にカスタムフォームを編集
ビューで計算済み列を使用する場合
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リアルタイムデータをレポートで使用できるようにする場合。
計算済みビューは常に最新の状態です。計算が行われるのは、レポートが実行されたときやビューが適用されたときであるためです。
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集計した結果でグループ化する予定がなく、この情報をグラフで使用する予定もない場合。
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列で計算される集計を超えてデータを集計する予定がない場合(データを集計できるのは 1 回のみです)。
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$$TODAY ワイルドカードまたは $$NOW ワイルドカードを使用して、現在の日付への参照を計算に含める場合。
note tip TIP この参照は、添付されたオブジェクトが編集されたときにのみ再計算されるので、計算済みカスタムフィールドでは使用しないでください。このタイプの計算は古くなります。
計算カスタムフィールドと列の例
計算カスタムフィールドの例については、レポート内の計算カスタムデータを参照してください。
ビュー内の計算カスタム列の例については、次の記事を参照してください。