Experience Platformの配列およびその他のオブジェクトタイプ

Experience Platformでは、XDM スキーマを使用して、様々なフィールドタイプを管理できます。 配列の書き出しのサポートを追加する前は、文字列などの単純なキーと値のペアのフィールドをExperience Platformから目的の宛先に書き出すことができました。 以前に書き出し用にサポートされていたフィールドの例は、personalEmail.address:johndoe@acme.org です。

Experience Platformのその他のフィールドタイプには、配列フィールドが含まれます。 詳しくは、Experience Platform UI での配列フィールドの管理を参照してください。 次の例のような配列オブジェクトを書き出せるようになりました。

organizations = [{
  id: 123,
  orgName: "Acme Inc",
  founded: 1990,
  latestInteraction: "2024-02-16"
}, {
  id: 456,
  orgName: "Superstar Inc",
  founded: 2004,
  latestInteraction: "2023-08-25"
}, {
  id: 789,
  orgName: 'Energy Corp',
  founded: 2021,
  latestInteraction: "2024-09-08"
}]

配列に加えて、Experience Platformから目的のクラウドストレージの宛先にマップやオブジェクトを書き出すこともできます。 詳しくは、Experience Platformの マップおよび オブジェクトを参照してください。

前提条件

接続を目的のクラウドストレージの宛先に対して行い、 クラウドストレージの宛先のアクティベーション手順の手順を実行して、 マッピングの手順に進みます。 目的のクラウドの宛先に接続する場合は、「配列、マップ、オブジェクトを書き出し をオンに切り替える必要 あります。 詳しくは、以下の節を参照してください。

メモ
エンタープライズ宛先およびエッジパーソナライゼーション宛先の場合、「配列、マップ、オブジェクトを書き出し をオンに切り替える必要なく、マップタイプのフィールドの書き出しサポ トを使用できます。 この切替スイッチは、これらのタイプの宛先に接続する場合は使用できないか、必要です。

配列、マップ、オブジェクトの書き出し切替スイッチ

ファイルベースのクラウドストレージの宛先に接続する場合、「配列、マップ、オブジェクトを書き出し をオンまたはオフ 切り替えることができます。

配列、マップ、オブジェクトの書き出しは、オンまたはオフの設定で表示され、ポップオーバーをハイライト表示します

この設定を​ オン ​に切り替えると、配列、マップ、オブジェクトを JSON または Parquet ファイルに書き出すことができます。クラウドストレージの宛先に対してオーディエンスをアクティブ化する際、 マッピング手順のソースフィールドビューで、これらのオブジェクトタイプを選択できます。 ただし、この設定をオンにすると、「計算フィールド」オプションを使用してアクティブ化時にデータを変換できなくなります。

この切替スイッチを​ オフ ​にすると、計算フィールドオプションを使用して、オーディエンスをアクティブ化する際に様々なデータ変換関数を適用できます。ただし、配列、マップ、オブジェクトを JSON ファイルまたは Parquet ファイルに書き出すことはできません。その場合は、別の宛先を設定する必要があります。