Journey Optimizer のメールには、顧客に提供する最適なオファーを意思決定管理エンジンにより選択する決定を挿入できます。
例えば、受信者のロイヤルティレベルに応じて変わる特別割引オファーを、メールに表示する決定を追加できます。
オファーの管理および作成方法について詳しくは、この節を参照してください。
こちらの節では、オファーを設定して決定機能で使用し、その決定結果を電子メールで活用する方法を示した完全なエンドツーエンドの例を紹介しています。
➡️ オファーをパーソナライゼーションとして追加する方法については、このビデオをご覧ください
開始する前に、オファーの決定を定義する必要があります。
メールメッセージに決定を挿入するには、次の手順に従います。
メールを作成し、E メールデザイナーを開いてそのコンテンツを設定します。
オファー決定コンテンツコンポーネントを追加します。
コンテンツコンポーネントの使用方法については、この節を参照してください。
右側のパレットに「オファーの決定」タブが表示されます。「オファーの決定を選択」をクリックします。
表示されるウィンドウで、表示するオファーに対応するプレースメントを選択します。
プレースメントは、オファーの表示に使用するコンテナです。この例では、「メールトップ画像」のプレースメントを使用しますこのプレースメントは、メッセージの上部に配置された画像タイプオファーを表示するために、オファーライブラリで作成されました。
選択したプレースメントに一致する決定が表示されます。コンテンツコンポーネントで使用する決定を選択し、「追加」をクリックします。
選択したプレースメントと互換性のある決定のみがリストに表示されます。この例では、「メールのトップ画像」プレースメントに一致するオファーアクティビティは 1 つだけです。
これで、決定がコンポーネントに追加されました。
変更内容を保存すると、ジャーニーの一環としてメッセージを送信した際に、該当するプロファイルに対してオファーが表示されるようになります。
メッセージで直接または間接的に参照されるオファー、フォールバックオファー、オファーコレクションまたはオファー決定を更新すると、その更新は、対応するメッセージに自動的に反映されます。
オファーセクションまたはコンテンツコンポーネントの矢印を使用して、決定に含まれる様々なオファーをプレビューできます。
決定に含まれる様々なオファーを顧客プロファイルで表示するには、次の手順に従います。
「プレビュー」をクリックします。
メッセージのプレビューをおこなうには、テストプロファイルを使用可能にしておく必要があります。詳細は、テストプロファイルを作成する方法を参照してください。
テストプロファイルの識別に使用する名前空間を選択するには、「ID 名前空間」フィールドから「メール」を選択します。
以下の例では、メール名前空間を使用します。Adobe Experience Platform の ID 名前空間については、この節を参照してください。
ID 名前空間のリストで、メールを選択し、選択をクリックします。
ID 値フィールドに、テストプロファイルを識別する値を入力します。この例では、テストプロファイルのメールアドレスを入力します。
他のプロファイルを追加して、プロファイルデータに応じて様々なバリエーションのメッセージをテストできるようにします。
「プレビュー」タブをクリックして、メッセージをテストします。
テストプロファイルを選択します。選択したプロファイル(女性)に対応するオファーが表示されます。
メッセージの各バリエーションに対してメールの内容をプレビューするには、他のテストプロファイルを選択します。メッセージコンテンツに、選択したテストプロファイル(現在は男性)に対応するオファーが表示されます。
メッセージのプレビューを確認する詳細な手順については、この節を参照してください。
Journey Optimizer でメッセージに意思決定管理コンポーネントを追加する方法を説明します。