ページプロパティの一括編集を使用すると、複数のページのプロパティを一度に編集できます。
様々な値が存在する可能性があるので、ページプロパティの一括編集はデフォルトでは有効になっていません。明示的に許可する(有効にする)必要があります。一括編集できるようにページプロパティを定義する場合は、次のような避けられない影響を考慮する必要があります。
ページタイトルのように、通常は一意なフィールドがあります。1 つの値を適用した場合に、そのようなフィールドの一括編集を有効にして意味があるかどうかを判断する必要があります。
特定のフィールドには、複数の値を持たせることができます。そのためには、レンダリング時に意味のある表現が必要です。
例えば、「公開準備完了」を示すチェックボックス。これには、一括編集の前にいくつかの値を持つ場合があります(例:準備完了、レビュー中、処理中)。
ページプロパティの一括編集には次の特徴があります。
一括編集はアセットに対しても使用できます。操作はよく似ていますが、いくつかの点が異なります。詳しくは、複数のアセットのプロパティの編集を参照してください。スキーマエディターを使用すると、アセット用の一括メタデータエディターでフィールドをカスタマイズできます。
特定のフィールドには、複数の値を持たせることができます。そのためには、レンダリング時に意味のある表現が必要です。このため、次のフィールドタイプのみを有効にしてください。
/libs/granite/ui/components/foundation/form/textfield
/libs/granite/ui/components/foundation/form/textarea
/libs/granite/ui/components/foundation/form/tagspicker
/libs/granite/ui/components/foundation/form/datepicker
/libs/granite/ui/components/foundation/form/pathbrowser
/libs/granite/ui/components/foundation/form/checkbox
フィールドは、(テンプレートではなく)ページコンポーネントで有効化します。
CRXDE Lite(または同等のメソッド)を使用して、ページコンポーネントを開きます。
例:/apps/core/wcm/components/page/v1/page
この例では、コアコンポーネントがインスタンスにインストールされ、インスタンスが We.Retail サンプルコンテンツと共に実行されていることを想定しています。詳しくは、コアコンポーネントのドキュメントを参照してください。
cq:dialog
定義内の必要なフィールドに移動します。
フィールドノードで次のプロパティを定義します。
allowBulkEdit
Boolean
true
例えば、標準的なページの基盤コンポーネントの場合:
/libs/foundation/components/page
プロパティは次の場所で定義されます。
cq:dialog/content/items/tabs/items/basic/items/column/items/onofftime/items/ondate
/libs
パス内の設定は一切変更しないでください。
/libs
コンテンツは、インスタンスを次回アップグレードするとき(場合によってはホットフィックスまたは機能パックを適用したとき)に上書きされるからです。
設定およびその他の変更に推奨される方法は次のとおりです。
1. 必要な項目(`/libs`内に存在)を、`/apps`の下で再作成します。
1. `/apps` 内で変更作業をおこないます。
「すべて保存」を選択して更新内容を保持します。