21.3 リリースの概要

このページでは、Adobe Workfront Classic と、21.3 リリースに含まれる新しい Adobe Workfront エクスペリエンスの両方の機能について説明します。

これらの機能強化

は、2021年6月21日(PT)の週に実稼動環境で使用可能になりました。

Adobe Workfront の機能強化

管理者機能の強化 administrator-enhancements

機能
リリース日と環境

21.3 実稼動版リリースで利用可能なブループリント

ブループリント機能は、2021年6月21日(PT)の週に 21.3 実稼動版リリースで一般に利用できるようになります。

ブループリントは、ユーザーとともに成長する作業管理システムを作成するのに役立つ基本的な構成要素を提供します。システム管理者は、ブループリントカタログを参照して、すぐに使えるプロジェクトテンプレートをインストールできます。

公開日:

プレビューリリース:2021年4月22日(PT)(21.2 リリースを使用)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

グループ管理者向けの新機能:任意のレベルでグループのステータスを作成および管理

組織のすべてのレベルでワークフローを個別に管理および制御しやすくするために、サブグループのステータスを作成および管理する機能が導入されました。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

Adobe Workfront Classic

管理者向けの新機能:請求記録のカスタムフォームを作成

請求記録のカスタムフォームを作成することで、ユーザーが請求情報を取得する方法を改善できます。ユーザーは、請求記録にカスタムフォームを添付し、記入して、フォーム内の情報を含むレポートを実行できます。

公開日:

プレビューリリース:2021年5月20日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

Adobe Workfront Classic

プロジェクトの強化 project-enhancements

機能
リリース日と環境

テンプレートとグループの関連付け

プロジェクトの作成プロセスを合理化し、どのグループがどのプロジェクトテンプレートを所有しているかをより簡単に特定してレポートできるように、グループをプロジェクトテンプレートに割り当てる機能を追加しました。

プロジェクトテンプレートにグループを割り当てると、そのテンプレートから作成されたすべてのプロジェクトが、そのテンプレートのグループに自動的に関連付けられます。

また、テンプレートがグループに関連付けられている場合は、グループ承認プロセスを、テンプレートおよびそのテンプレートタスクに添付することができます。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

詳細セクションのフィールドの編集が容易になりました

様々な改善により、任意のオブジェクトの詳細セクションで情報をより簡単に編集できます。これらの改善点には、フィールドにポインタを合わせたときにフィールドの周囲に、そのフィールドが編集可能であることを示す灰色のアウトラインが表示され、フィールドを 1 回クリックすると編集できる機能も含まれます。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

ハンドオフ日を計算する際には、プロジェクト間の先行タスクを考慮します

Adobe Workfront によるタスクのハンドオフ日の計算方法が新たに改善され、プロジェクト間の依存関係が考慮されるようになりました。

以前は、同じプロジェクトのタスクの先行タスクのみに基づいて、ハンドオフ日が計算されていました。

ここで、プロジェクト間の先行タスクを持つタスクのハンドオフ日を常に正確に把握するには、後続タスクのプロジェクトのタイムラインを再計算する必要があります。タイムラインを再計算した後、タスクのハンドオフ日は、タスクのプロジェクト間の依存関係を考慮して計算されます。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

Adobe Workfront Classic

スクラムボードから既存のストーリーとイシューを追加

既存のストーリーやイシューを、スクラムボードから直接追加できるようになりました。これにより、バックログページに移動しなくても、既存のストーリーを現在のイテレーションに、より簡単に追加できるようになります。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

スクラムボードから新しいストーリーとイシューを追加

新しいストーリーやイシューを、スクラムボードから直接作成できるようになりました。これにより、現在のイテレーションに新しいストーリーを、より簡単、迅速に追加できるようになります。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

かんばんボードからストーリーやイシューを削除する

ストーリーカードやイシューカードのその他アイコンをクリックし、「削除」を選択することにより、かんばんボードから、ストーリーやイシューを直接削除できるようになりました。ストーリーやイシューを削除すると、30 日間ごみ箱に移動され、システム管理者のみが復元できます。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

アジャイルカードのヘッダーとストーリーボードを更新

かんばんおよびスクラムボードで、ストーリーカードおよびボード列の固定幅、ストーリー列の親ストーリーへの名前変更など、様々な機能強化が利用できるようになりました。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

プロジェクト、タスクおよびイシューの環境設定をグループ化

先ほどお伝えしたように、プロジェクト、タスクおよびイシューの環境設定に対するグループレベルのカスタマイズを展開しました。2021年6月24日(PT)までは、すべての EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域のお客様および他のすべてのお客様の一部に対して、実稼働環境で提供されいました。現在は、すべてのお客様が利用できます。

公開日:

プレビューリリース:

2020年7月9日(PT)(グループのプロジェクト環境設定)

2020年12月3日(PT)(グループのタスクおよイシューの環境設定)

実稼動リリース:21.3 リリース(当初は一部のお客様のみに提供されていましたが、2021年6月24日(PT)にすべてのお客様に一般公開されました)

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

Adobe Workfront Classic

外部ユーザーがドキュメントを承認することを許可

Workfront の新しいエクスペリエンスで、外部メールアドレスを文書に対する承認者の割り当てに使用できるようになりました。

以前は、Workfront Classic でのみ、外部ユーザーのメールアドレスを追加できました。

公開日:

プレビューリリース:2021年5月20日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

ポートフォリオまたはプログラムの「詳細」セクションから情報を書き出す

ポートフォリオおよびプログラムの「詳細」セクションから .pdf ファイル情報に書き出せるようになりました。この機能強化が行われるまで、「詳細」セクションから情報を書き出せるのは、プロジェクト、タスクおよびイシューのみでした。

公開日:

プレビューリリース:2021年5月20日(PT)

実稼動版リリース:2021年6月3日(PT)

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

オブジェクトのヘッダーに予定完了日のタイムスタンプを追加

容易なアクセス、利便性と正確性を高めるために、プロジェクト、タスクまたはイシューのヘッダーの予定完了日にタイムスタンプを選択するオプションが追加されました。

この機能強化が行われる前は、オブジェクトの予定完了日を更新した場合、Workfront ではデフォルトの時刻として午前 0 時が選択されていました。これで、時間と完了日をカスタマイズできます。

公開日:

プレビューリリース:2021年5月20日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

カスタムフォームを編集せずにオブジェクトに追加

他のユーザーが入力するカスタムフォーム(または、後で入力するカスタムフォーム)をオブジェクトに容易に追加できるようにしました。フォームを追加する際に、フォームが自動的に編集モードに入らなくなりました。空のフォームをオブジェクトに保存するだけで済みます。

以前は、カスタムフォームをオブジェクトに追加した場合、ページが編集モードになり、フォーム上の必須フィールドを完了してから、オブジェクトに保存する必要がありました。これは、別のユーザーが入力するためのフォームや、フォームの必須フィールドに何を入力するかまだわからない場合に不便でした。

公開日:

プレビューリリース:2021年5月20日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

リソース管理の強化 resource-management-enhancements

機能
リリース日と環境

使用されなくなった役割の非アクティブ化

ユーザー、チーム、会社と同じエクスペリエンスを提供するために、使用されなくなった役割を非アクティブ化できる新しい機能が導入されました。役割を非アクティブ化すると、オブジェクトの割り当てと共有を行う typeahead フィールドで選択できなくなります。非アクティブ化された役割は、検索フィールドおよびフィルターオプションに引き続き表示されます。

非アクティブ化された役割に割り当てられたタスクとイシューおよび承認プロセスやルーティングルールは、引き続きこれらの役割に割り当てられます。未完了の場合は、これらのオブジェクトを更新して、非アクティブな役割をアクティブな役割に置き換える必要があります。

公開日:

プレビューリリース:2021年5月27日(PT)

実稼動版リリース:2022年6月10日(PT)

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

Adobe Workfront Classic

リクエストの機能強化 requests-enhancements

機能
リリース日と環境

最近使用したパスで、またはキーワードを使用した検索でリクエストを検索

最近ログに記録されたリクエストを参照して、適切なリクエストキューをより迅速に見つけられるようにするために、最近使用したキューの検索に以下の改善点を導入しました。

  • リクエストを入力した最近のパスのリスト

  • パスに含まれる任意のキーワードでリクエストタイプを検索する機能。

パスには、リクエストキューと、リクエストの送信時に選択したすべてのトピックグループおよびキュートピックが含まれます。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

プルーフ機能の強化 proofing-enhancements

機能
リリース日と環境

リンクされたフォルダー内に新しいドキュメントまたはプルーフのバージョンを作成する機能を削除する

リンクされたフォルダー内にドキュメントまたはプルーフの新しいバージョンを作成する機能が削除されました。リンクされたドキュメントやプルーフがリンクされたフォルダーの外にある場合は、新しいバージョンのリンクされたドキュメントやプルーフを作成することができます。

以前は、このオプションは、リンクされたフォルダー内のドキュメントとプルーフに対して引き続き表示されましたが、ユーザーは新しいバージョンのドキュメントを作成できませんでした。

公開日:

プレビューリリース:2021年6月3日(PT)

実稼動版リリース:2021年6月3日(PT)

利用可能な環境:

新しい Adobe Workfront エクスペリエンス

Adobe Workfront Classic

プルーフに追加されたユーザーに、ドキュメントに対する表示アクセス権を自動的に付与

プルーフの役割としてレビュアーまたは読み取り専用が選択されているユーザーには、以前に権限がなかった場合、ドキュメントに対する表示アクセス権が自動的に付与されます。

以前は、上記のプルーフの役割を持つユーザーは、プルーフに追加されたときにドキュメントへの利用申請をするする必要がありました。

公開日:プレビューリリース:2021年5月20日(PT)、実稼動版リリース:2021年6月17日(PT)、利用可能な環境:新しい Adobe Workfront エクスペリエンス Adobe Workfront Classic

その他の機能強化 other-enhancements

機能
リリース日と環境

モバイルアプリ用のホームエリアの再設計

Adobe Workfront モバイルアプリのホームエリアには、次のような様々な機能強化が追加されました。これには以下のものが含まれます。再設計された作業アイテムウィジェットと、必要なものをすばやく見つけるのに役立つ大きな検索ボックス。ホーム、バーチャルアシスタント、クイックタスク、通知、ユーザープロファイルのナビゲーションバーがホームエリア上に「フロート」して簡単にアクセスできるようになりました。自分の作業メニューが水平にスクロールして、プロジェクト、タスクとイシュー、リクエスト、承認、タイムシートの項目が表示されます。選択した項目に対して最大 3 枚のカードがメニューの下に表示されます。

公開日:

プレビューリリース:該当なし

実稼動版リリース:21.3 リリースを使用

利用可能な環境:

iOS

Android

イベントサブスクリプションフィルター

イベント登録フィルターがプレビュー環境で有効になりました。イベント登録のフィルタリングを使用して、関連するメッセージのみを確実に受け取るようにできます。サブスクリプションのフィルターを作成すると、エンドポイントで使用する必要のあるメッセージの数が大幅に減る場合があります。

公開日:プレビューリリース:2021年5月20日(PT)、実稼動版リリース:2021年6月3日(PT)、利用可能な環境:新しい Adobe Workfront エクスペリエンス Adobe Workfront Classic

Workfront シナリオプランナーの機能強化

21.3 リリースでは、Workfront Scenario Planner リリースに新機能が追加される予定です。プレビューで利用できる新機能について詳しくは、21.3 リリースの Adobe Workfront シナリオプランナーを参照してください。

Workfront Fusion の機能強化

Workfront Fusion の新機能は、実稼動環境では 21.3 リリーススケジュール以外のサイクルで使用できます。最新の機能に関して詳しくは、Adobe Workfront Fusion のリリースアクティビティを参照してください。

Workfront Proof の機能強化

Workfront Proof の新機能が使用できるようになりました。詳しくは、Workfront Proof のリリースアクティビティ:2021年5月17日(PT)の週を参照してください。

Workfront Goals の強化

リリースの現時点では、Workfront Goals の更新はありません。このエリアは、アップデートが利用可能になると更新されます。

お知らせ

Workfront を Jira 統合に使用するために必要な IP 許可リストのアップデート

Jira 統合のための Workfront に対して、バックエンドのアップデートを数件行いました。ファイアウォールの許可リストを設定の記事に記載されている以下の IP アドレスが、インバウンド接続およびアウトバウンド接続の許可リストに追加されていることを確認してください。

  • 34.213.36.118
  • 35.160.0.242
  • 3.209.27.146
  • 18.205.251.4

これらのアドレスは、以前は Workfront の他のエリアで必要なものとしてリストされていましたが、現在は Jira 統合にも必要です。

Workfront での Jira 統合の中断を防ぐには、2021年8月4日(PT)までに、組織がこれらの IP アドレスを許可する必要があります。

Jira 統合の設定に関して詳しくは、Jira 用 Adobe Workfront をインストールを参照してください。

API バージョン 13

API バージョン 13 では、様々なリソースとエンドポイントを変更しました。変更の中には、新しい機能をサポートするものもあれば、API を通じて利用可能な情報をより簡単に使用できるようにするものもあります。

新機能とアップデート内容について詳しくは、API バージョン 13 の新機能を参照してください。

21.3 リリースウェビナー

Workfront 21.3 リリースウェビナーは 2021年6月16日(PT)に発表されました。その録画をこちらで視聴できます。

サポートされなくなった機能

Internet Explorer 11

Internet Explorer のサポートが廃止され、Workfront は Microsoft Edge を正式にサポートするようになりました。

サポートされているブラウザーについて詳しくは、Adobe Workfront のブラウザー要件を参照してください。

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