documentUnloading

documentUnloading プロパティを使用すると、JavaScript sendBeacon メソッドを使用してデータをAdobeに送信できます。 一般的なリクエストの所要時間が長すぎる場合、ブラウザーはリクエストをキャンセルできます。 ページから移動した後にリクエストがバックグラウンドで実行されるように、sendBeacon を使用するように Web SDK に指示できます。 このプロパティを有効にすると、アンロード時にブラウザーによってデータリクエストがキャンセルされるのを防ぐことができます。

複数のブラウザーでは、sendBeacon と一度に送信できるデータ量に 64 KB の制限が課されています。 ペイロードが大きすぎるためにブラウザーがイベントを拒否した場合、Web SDK はフォールバックして、通常のトランスポート方法を使用します。

Web SDK タグ拡張機能を使用したドキュメントのアンロードの設定

タグルールのアクション内の「ドキュメントをアンロードします」チェックボックスを有効にします。

  1. Adobe IDの資格情報を使用して experience.adobe.com にログインします。
  2. データ収集/タグ に移動します。
  3. 目的のタグプロパティを選択します。
  4. ルール に移動し、目的のルールを選択します。
  5. ​ アクション ​ で、既存のアクションを選択するか、アクションを作成します。
  6. 「​ 拡張機能 ​」ドロップダウンフィールドを Adobe Experience Platform Web SDK に設定し、「​ アクションタイプ ​ を イベントを送信 に設定します。
  7. 「​ データ ​」セクションの「ドキュメントはアンロードされます」チェックボックスを有効にします。
  8. 変更を保持」をクリックして、公開ワークフローを実行します。

Web SDK JavaScript ライブラリを使用したドキュメントのアンロードの設定

sendEvent コマンドを実行するときは、documentUnloading のブール値を設定します。 デフォルト値は false です。 sendBeacon メソッドを使用してデータをAdobeに送信する場合は、このプロパティを true に設定します。

IMPORTANT
documentUnloading プロパティは renderDecisions プロパティと互換性がありません。 両方のプロパティを同時に true に設定しないでください。
alloy("sendEvent", {
  "xdm": adobeDataLayer.getState(reference),
  "documentUnloading": true
});
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