ライブラリコンポーネント

各拡張機能で、一連の機能を定義します。 これらの機能は、Web サイトやアプリにデプロイする ライブラリ に含めることで実装します。ライブラリは、条件、アクション、データ要素などを含む、個別のコンポーネントの集まりです。ライブラリの各コンポーネントは、タグのランタイムで生成される再利用可能なコードであり、拡張機能によって提供されます。

Web 拡張機能とエッジ拡張機能のどちらを開発しているかによって、使用できるコンポーネントのタイプとそのユースケースは異なります。各拡張機能タイプで使用できるコンポーネントの概要については、以下のサブセクションを参照してください。

Web 拡張機能のコンポーネント

web 拡張機能では、ルールはイベントを介してトリガーされます。その後、特定の条件が満たされた場合に、特定のアクションを実行できます。詳しくは、 🔗web 拡張機能のモジュールフロー の概要を参照してください。

アドビが提供する コアモジュール に加えて、Web 拡張機能では次のライブラリモジュールタイプを定義できます。

NOTE
Web 拡張機能にライブラリコンポーネントを実装するための必要な形式について詳しくは、 モジュール形式の概要 を参照してください。

エッジ拡張機能のコンポーネント

エッジ拡張機能では、条件チェックを通じてルールがトリガーされ、チェックが合格すると、特定のアクションが実行されます。詳しくは、 エッジ拡張機能のフロー の概要を参照してください。

エッジ拡張機能では、次のライブラリコンポーネントを定義できます。

NOTE
エッジ拡張機能にライブラリモジュールを実装するための必要な形式について詳しくは、 モジュール形式の概要 に関するページを参照してください。

拡張機能の設定

拡張機能の設定では、ユーザーからグローバル設定を収集する方法を指定します。この設定は、タグランタイムライブラリ内の設定をプレーンオブジェクトとして書き出して発行する、ビューコンポーネントで構成されます。

例えば、ユーザーが「ビーコンを送信」アクションを使用してビーコンを送信できる拡張機能について考えてみます。このビーコンには常にアカウント ID を含める必要があります。拡張機能では、「ビーコンの送信」アクションを設定するたびに、ユーザーに対してアカウント ID を要求する代わりに、拡張機能の設定ビューで 1 回だけアカウント ID を要求する必要があります。「ビーコンを送信」アクションは、ビーコンが送信されるたびに拡張機能設定からアカウント ID を取得してビーコンに追加できます。

UI のプロパティに拡張機能をインストールすると、拡張機能の設定ビューが表示されます。インストールを完了するには、このビューを終了する必要があります。

詳しくは、 拡張機能の設定 に関するガイドを参照してください。

拡張機能の送信

拡張機能の作成が完了したら、その拡張機能を送信して、Experience Platformの拡張機能カタログに表示できます。 詳しくは、 拡張機能送信プロセスの概要 を参照してください。

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