UI でのデータフローの更新
Adobe Experience Platform ユーザーインターフェイスのソースワークスペースを使用して、スケジュールやマッピングの設定など、既存のデータフローを更新する手順については、このチュートリアルをお読みください。
基本を学ぶ
このチュートリアルは、 Experience Platform の次のコンポーネントを実際に利用および理解しているユーザーを対象としています。
- ソース :Experience Platformを使用すると、データを様々なソースから取得しながら、Experience Platform サービスを使用して受信データの構造化、ラベル付け、拡張を行うことができます。
- サンドボックス : Experience Platformには、1 つのExperience Platform インスタンスを別々の仮想環境に分割し、デジタルエクスペリエンスアプリケーションの開発と発展に役立つ仮想サンドボックスが用意されています。
データフローの更新 update-dataflows
Experience Platform UI で、左側のナビゲーションから「Sources」を選択したあと、上部のヘッダーから「Dataflows」を選択します。
Dataflows のページには、組織内の既存のデータフローすべてのリストが表示されます。 更新するデータフローを見つけ、その横にある省略記号(...)を選択します。 ドロップダウンメニューが表示され、既存のデータフローに追加の設定を行うために選択できるオプションのリストが表示されます。
データフローを更新するには、「Update dataflow」を選択します。
ソースワークフローに移動するので、Provide dataflow details の手順の詳細を含む、データフローの様々な側面を更新できます。
マッピングの更新 update-mapping
このプロセスの間に、データフローに関連付けられたマッピングセットを更新することもできます。 マッピングインターフェイスには、データフローの新しい推奨マッピングセットではなく、既存のマッピングが表示されます。 マッピングの更新は、今後予定されるデータフロー実行にのみ適用されます。 1 回限りの取り込み用にスケジュールされたデータフローでは、マッピングセットを更新できません。
マッピングインターフェイスを使用して、データフローに適用されるマッピングセットを変更します。 マッピングインターフェイスの使用方法に関する包括的な手順については、 データ準備 UI ガイド を参照してください。
スケジュールを更新
データフローのマッピングを更新したら、取り込みスケジュールを更新して、データフローをその新しいマッピングデータで取り込むことができます。 繰り返しスケジュールで取り込むように設定されたデータフローの取り込みスケジュールのみを更新できます。 1 回限りの取り込み用に設定されたデータフローは、再スケジュールできません。
データフローページにある「インライン更新」オプションを使用して、データフローの取り込みスケジュールを更新することもできます。
データフローページで、データフロー名の横にある省略記号(...)を選択し、表示されるドロップダウンメニューから「Edit schedule」を選択します。
Edit schedule ダイアログボックスには、データフローの取り込み頻度と間隔率を更新するオプションが用意されています。 更新した頻度と間隔の値を設定したら、「Save」を選択します。
週次取り込みスケジュールの仕組みについて詳しくは、次の節を参照してください。
週次取り込みスケジュールについて weekly
データフローを毎週のスケジュールで実行するように設定した場合、データフローは次のいずれかのシナリオに基づいて実行されます。
- データソースが作成されていても、まだデータが取り込まれていない場合、最初の週別データフローはソース作成日から 7 日後に実行されます。 この 7 日間の間隔は、スケジュールをいつ設定したかに関係なく、常にソースの作成時から開始します。 最初の実行の後、データフローは、設定されたスケジュールに従って、毎週実行されます。
- ソースからのデータが以前に取り込まれ、再び週次の取り込み用にスケジュールした場合、次のデータフローは、最後に成功した取り込みから 7 日後に実行されます。
データフローを無効にする
同じドロップダウンメニューを使用して、データフローを無効にできます。 データフローを無効にするには、「Disable dataflow」を選択します。
次に、表示されるポップアップウィンドウから「Disable」を選択します。
このデータフローを後で再度有効にした場合、Experience Platformは、データフローが無効であった期間をカバーするようにバックフィル実行を自動的にスケジュールします。 例えば、データフローが 1 時間ごとに実行されるように設定され、48 時間無効にされた場合、このデータフローを再度有効にすると、Experience Platformは 48 回のバックフィル実行を作成し、失敗した間隔を処理します。
次の手順
このチュートリアルでは、Sources ワークスペースを使用して、データフローの取り込みスケジュールとマッピングセットを正常に更新しました。
Flow Service API を使用してこれらの操作をプログラムで実行する手順については、Flow Service API を使用したデータフローの更新 のチュートリアルを参照してください。