セグメント化サービスでサポートされるデータタイプ
Adobe Experience Platform セグメント化サービス内では、すべてのエクスペリエンスデータモデル(XDM)データタイプがサポートされます。 セグメント定義を構成するルールは、次のデータタイプによってコンテキスト化されます。
文字列データ
セグメント定義では、文字列データを使用して、「国名」や「ロイヤルティプログラムレベル」など、オーディエンスの非数値制約を定義します。
文字列データは、論理ステートメント、包含/排他ステートメント、比較ステートメントを使用して、セグメント定義に含まれます。文字列属性をセグメント定義に追加したら、文字列関連ステートメントを使用して、他の文字列フィールドと比較して評価できます。
and
、or
、not
include
, must
exist
, exclude
, must not exist
equals
, does not equal
, contains
, starts with
日付データ
日付データを使用すると、特定の開始/終了日を使用するか、以下の表に示す日付関連ステートメントを使用して、セグメント定義に時間ベースのコンテキストを割り当てることができます。今年 いつもブランドとの関わりを持ち、過去数日 以内 もアクティブであった顧客オーディエンスを作成するといった場合が 1 つの実装例です。
today
, yesterday
, this month
, this year
in last
, during
, before
, after
, within
エクスペリエンスイベント
Adobe Experience Platformのスキーマ XDM ExperienceEvents して、インタラクションが行われた時点でのシステムのスナップショットを含む、Platform 統合アプリケーションとの明示的および暗黙的なカスタマーインタラクションを記録します。 ExperienceEvents れはファクトレコードです。 したがって、セグメント定義時に使用できるデータソースになります。
次の表に示すように、イベントデータは、イベント動作の絞り込みやイベント属性の指定に役立つキーワードを使用して表現されます。
オーディエンスの共有
また、外部オーディエンスは、新しいセグメント定義のコンポーネントとして使用し、その属性ルールを新しいセグメント定義に追加することもできます。
現在、外部オーディエンスとしてサポートされているのはAdobe Audience Managerのみで、今後、有効になるソースも追加されます。 Adobe Audience Manager オーディエンスを Platform で使用する方法については、Adobe Audience Manager ドキュメント内のオーディエンス共有ガイドを参照してください。
セグメント定義の共有
Platform で作成したセグメント定義は、他の Adobe Experience Cloud コアサービス内で使用できます。 この機能を有効にするには、ソリューションアーキテクトまたはコンサルタントに問い合わせる必要があります。
その他のデータタイプ
上記のデータタイプに加えて、サポートされるデータタイプのリストには次も含まれます。
- Uniform Resource Identifier (URI; ユニフォーム リソース識別子)
- 列挙
- 数値
- 長整数
- 整数
- 短整数
- バイト
- Boolean
- 配列
- オブジェクト
- Map