フォームコンテナコンポーネント(v1)
- トピック:
- コアコンポーネント
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コアコンポーネントのフォームコンテナコンポーネントを使用すれば、シンプルな送信フォームを作成できます。
使用方法
フォームコンテナコンポーネントは、シンプルな WCM フォームをサポートし、フォームコンポーネントの追加が可能なネスト構造を使用しているので、シンプルな情報送信フォームおよび機能を作成できます。
設定ダイアログを使用して、コンテンツ編集者は、フォーム送信でトリガーされるアクションの種類、送信されたコンテンツの保存先、ワークフローをトリガーするかどうかを定義できます。テンプレート作成者は、デザインダイアログを使用して、テンプレートエディターにおける標準レイアウトコンテナのデザインダイアログと同様に、許可されるコンポーネントとそのマッピングを定義できます。
バージョンと互換性
このドキュメントでは、AEM 6.3 に付属しているコアコンポーネントのリリース 1.0.0 で最初に導入されたフォームコンテナコンポーネント v1 について説明します。
フォームコンテナコンポーネント v1 の互換性を次の表に示します。
AEM のバージョン | フォームコンテナコンポーネント v1 |
---|---|
6.3 | 互換性あり |
6.4 | 互換性あり |
設定ダイアログ
設定ダイアログでは、コンポーネントの送信時に実行されるアクションをコンテンツ作成者が定義できます。
選択した アクションタイプ に応じて、コンテナ内で使用可能なオプションが変わります。使用可能なアクションタイプは次のとおりです。
-
件名 - フォーム送信時に送信されるメールの件名
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宛先 - フォーム送信時に送信されるメールの差出人のメールアドレス
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宛先- - フォーム送信時にメールを受信する受信者のアドレス
- アドレスを追加するには、「追加」ボタンをタップまたはクリックします
- メールアドレスを削除するには、「削除」ボタンをタップまたはクリックします
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CC - フォーム送信時に送信されるメールのカーボンコピーを受信する受信者のアドレス
- アドレスを追加するには、「追加」ボタンをタップまたはクリックします
- メールアドレスを削除するには、「削除」ボタンをタップまたはクリックします
コンテンツを格納
フォームが送信されると、フォームのコンテンツは、指定されたリポジトリの場所に保存されます。
- コンテンツのパス - 送信されたコンテンツが格納されるコンテンツリポジトリのパス
- データを表示 - タップまたはクリックすると、保存された送信済みデータが JSON 形式で表示されます
- ワークフローを開始 - フォーム送信時に保存されたコンテンツをペイロードとしてワークフローを開始するように設定します
注文を送信
フォームが送信されると、注文が送信されます。
注文を更新
フォームが送信されると、注文が更新されます。
一般設定
ありがとうページは、選択したアクションタイプに関係なくいつでも定義できます。
フォーム送信の完了後、ユーザーは指定したページにリダイレクトされます。
- 選択ダイアログを使用して、AEM 内のリソースを選択します。
- ありがとうページが AEM にない場合は、絶対 URL を指定します。絶対 URL 以外の URL は、AEM からの相対 URL と解釈されます。
- 空白のままにすると、送信後にフォームが再度表示されます。
デザインダイアログ
テンプレート作成者は、デザインダイアログを使用して、テンプレートエディターにおける標準レイアウトコンテナのデザインダイアログと同様に、許可されるコンポーネントとそのコンテナマッピングを定義できます。
技術的詳細
フォームコンテナコンポーネントに関する最新の技術ドキュメントについては、GitHub を参照してください。
コアコンポーネントプロジェクト全体を GitHub からダウンロードできます。
コアコンポーネントの開発について詳しくは、コアコンポーネント開発者向けドキュメントを参照してください。