「現在のセッションの有効期限が切れました」というエラーが表示されて Commerce Admin ログインフォームにリダイレクトし直します
この記事では、Commerce Admin のログインの問題に対して考えられる解決策を示します。この問題では、次のエラーメッセージでログインフォームにリダイレクトされます。「現在のセッションの有効期限が切れました」。 解決策には、サーバー時間設定の問題の確認や、セッションストレージの設定の変更が含まれます。
影響を受けるエディションとバージョン:
すべてのAdobe Commerceのバージョンとエディション
問題
再現手順 :
- Commerce Admin のページに移動します。
- 資格情報を入力し、「ログイン」をクリックします。
期待される結果 :
Commerce Admin にログインします。
実際の結果 :
ログインフォームにリダイレクトされ、次のエラーメッセージが表示されます。「現在のセッションの有効期限が切れました」。
原因:
この問題には、次の 2 つの理由が考えられます。
- サーバー時間設定の問題
- セッションストレージの問題
解決策については、次の節を確認してください。
解決策
サーバー時間設定の問題を確認します
admin_user_session
テーブルで作成されたセッションレコードを確認します。 created_at
や updated_at
の値が正しくない場合は、サーバー時間設定の問題が原因である可能性があります。 確認するには、サーバーのシステム管理者に問い合わせてください。 なお、DB の時間は、デフォルトで UTC に設定されています。
セッションストレージの変更
セッションストレージを変更してみてください。 開発者向けドキュメントの セッションファイルの探し方記事の情報を使用して、セッションが保存されている場所を確認し、app/etc/env.php
ファイルを編集して変更します。
例えば、ファイルシステムへのセッションの保存を開始するには、'session'
セクションを次のように変更します。
....
'session' =>
array (
'save' => 'files',
),
....
bin/magento app:config:import
コマンドを実行して、設定データを読み込みます。
関連資料
- 開発者向けドキュメントの 設定ファイルからデータを読み込む
- 開発者向けドキュメントの 設定 Redis
- サポート技術情報で 「アカウントが一時的に無効になっています」というエラーが表示された Commerce Admin ログインフォームにリダイレクトる
- サポートナレッジベースで Commerce Admin にログインしようとすると、エラーが発生せずにログインフォームに戻ります
- Commerce実装プレイブックの データベーステーブルを変更する際のベストプラクティス
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