ユーザー ID の移行前に知っておくべき情報(およびすべきこと)(FAQ)
移行前に考えられる質問と、それに対する回答を示します。
質問/タスク | 回答 |
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Analytics 管理者として移行前の電子メールを受け取りました。最初は何をすればよいですか。 |
自分が Adobe ID を持っていて、Experience Cloud Admin Console にアクセスできることを確認してください。 アクセスできない場合は、アドビカスタマーケアに連絡してください(まず、Analytics 管理者を適切な組織に招待できるシステム管理者または製品管理者に連絡してください)。 |
AEM と Analytics の統合 |
Analytics との統合する AEM ユーザーは、パスワードの代わりに Analytics 共有暗号鍵を使用するよう設定を変更する必要があります。 この操作は、移行が有効になる前に行う必要があります。移行が無効化されると、最初に設定されたパスワードは無効になります。 Analytics で共有暗号鍵を取得するには 共有暗号鍵は Analytics (分析/User Management)から取得でき、各ユーザーで異なります。 共有暗号鍵を使用して AEM 設定を更新するには Adobe Analytics への接続とフレームワークの作成を参照してください。 |
Report Builder の更新 | 重要:Report Builder のインストールを最新バージョンに更新してください。 |
移行はいつ始まるのですか。 |
アドビから Analytics 管理者に向けて、移行をいつ開始するかをお知らせする電子メールを送信します。 Adobe Admin Console への移行は段階的に行われます。移行当日、アドビは Analytics 管理者に通知し、移行ツールへのアクセス権を付与します。ログイン会社が移行の各段階に定義されている条件を満たしたら、アドビは以下を実施します。
移行当日、元の権限グループが Adobe Admin Console に自動的にコピーされます。Analytics 管理ツールで新規ユーザーを招待したり、新規グループを作成したりできなくなります。 移行後:
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移行の開始日には何が起きますか。 |
移行開始日の午前 10 時(UTC)に、以下が行われます。
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ユーザー ID を移行するにはどうしたらよいですか。 |
管理者ページの User Management で、「 ユーザー ID を移行する」をクリックします。 ツールを使用して、ユーザーを Adobe Admin Console の製品プロファイル(Analytics の権限グループから複製したもの)に追加します。ユーザー ID の移行は自分のペースで行うことができます。 管理権限が必要です。移行が完了したら、元に戻すことはできません。 移行終了日になると、ログイン会社内のユーザーの my.omniture.com へのアクセス権が無効になります。ユーザー(まだ移行されていないユーザーを含む)は、新しい Experience Cloud URL(experiencecloud.adobe.com)にリダイレクトされます。 メモ:移行前に、ユーザーおよびグループを監査することをお勧めします。古い未使用のアカウントや、製品へのアクセス権を持つべきではなくなっているアカウント(もう組織にいない従業員など)を削除してください。 関連トピック:Enterprise ID と Federated ID の Analytics ユーザーアカウントの移行。 |
移行は Analytics の実装やデータの収集方法に影響しますか。 |
いいえ。 移行ツールは、ユーザー ID と権限を Analytics のユーザー管理から Experience Cloud Admin Console に移行するためのものです。 |
移行プロセスにはどれくらいかかりますか。 |
現在の Analytics 管理者全員が、移行の 4 週間前に、移行前通知電子メールを受け取ります(実際の開始日は Analytics インターフェイスに表示されます)。 移行が始まったら、管理者は 60 日間でプロセスを完了します。 |
移行を早めることはできますか。 |
はい。ただし、移行開始前に以下を行うことをお勧めします。
移行を迅速に行うには、Adobeアカウントチーム( Adobeカスタマーケア)に連絡してより前の開始日にリクエストを送信します。 |
Analytics 管理者ですが、Adobe Admin Console へのアクセス権がありません。Adobe Admin Console へのアクセス権を付与できるのは誰ですか。 | 組織の Adobe Admin Console へのアクセス権を持つシステム管理者または製品管理者であれば、アクセス権を付与できます。組織内で誰が Admin Console の管理者権限を持っているかわからない場合は、アドビカスタマーケアにお問い合わせください。 |
移行開始日を延期できますか。 |
はい。アドビカスタマーケアに連絡してください。 開始日における現在の Analytics ユーザーおよび権限管理に対する変更の説明については、以下を参照してください。 |
会社が Adobe Admin Console への移行を予定しています。移行開始日前は、新規ユーザーおよび権限グループをどこで作成しますか。 |
移行開始日前は、Adobe Admin Console または Analytics/ユーザー管理でユーザーを作成できます。 移行開始後は、Adobe Admin Console でのみユーザーおよび権限グループを作成できます。 移行開始日に行われる処理について詳しくは、以下の「移行」の節を参照してください。 |
Federated ID を使用したシングルサインオンはいつ実装できるようになりますか。 | ID タイプを Adobe ID から Federated ID に変更できるツールが、まもなく Adobe Admin Console で使用可能になります。移行中に、ユーザーを Federated ID として移行することはできません。 |
移行中に知っておくべき情報(FAQ)
移行プロセスに関する重要情報と、現在のユーザー管理に与える影響について説明します。
質問 | 回答 |
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権限グループはどのように Adobe Admin Console に複製されますか。ユーザーはどうですか。 |
移行された Analytics グループは、Adobe Admin Console では 製品プロファイル と呼ばれます。元のグループの権限設定は、移行時に維持されます。ただし、グループに割り当てられているユーザーは移行されません。移行ツールを使用して、そのグループに属しているユーザーを移行すると、その製品プロファイルに割り当てられます。 例えば、メンバーに Report Builder と Analysis Workspace(および特定のレポートスイート、指標、ディメンション)の使用権限を付与する West Coast Operations 権限グループは、West Coast Operations 製品プロファイルになります。 |
移行作業を別の管理者に委任できますか。 | 移行が始まったら、Experience Cloud で Analytics インスタンスにアクセスできる管理者は誰でも、移行ツールを使用してユーザーの移行を開始(または続行)できます。 |
移行されていないユーザーの権限グループのメンバーシップを更新できますか。 |
はい。移行されていないユーザーのグループメンバーシップは、Analytics の「ユーザー管理」セクションから変更できます。 これをどこで行うかについては、Ashok の確認待ち。 |
移行開始後に Analytics でユーザーおよび権限グループを作成し、移行ツールを使用して Adobe Admin Console に移動することができますか。 | いいえ。移行が始まったら、すべての新規ユーザーおよび権限グループ(Adobe Admin Console では製品プロファイル)は Adobe Admin Console で作成する必要があります。 |
移行ツールを使用して移行したユーザーには、Analytics で持っていたのと同じ権限が割り当てられますか。 | はい。移行ツールを使用して移行されたユーザーには、Analytics で現在持っている権限が付与されます。さらに、Experience Cloud で Analytics にアクセスする場合は、Analytics アセット(セグメント、プロジェクト、計算指標など)へのアクセス権が維持されます。 |
Adobe Admin Console に移行されたユーザーは、引き続き my.omniture.com を使用して Analytics にアクセスできますか。 | はい。移行ツールで従来のログインアクセスを無効にしない限り、移行されたユーザーは、移行終了日まで既存のユーザー名とパスワードを使用して my.omniture.com で引き続き Analytics にアクセスできます。 |
Analytics レコードに同じ電子メール ID を持つユーザーが 2 人以上います。このようなユーザーを移行するとどうなりますか。 | Adobe Admin Console のユーザーアカウントには一意の電子メール ID が必要なので、このようなユーザーを複数移行しようとすると、「電子メール ID 重複」エラーが発生します。移行を再試行する前に、(従来の)「ユーザー管理」セクションで、移行されていないユーザーの電子メール ID を更新できます。 |
ユーザーの移行後は何をすればよいですか。 | my.omniture.com への従来のログインアクセスを無効にしてください。移行されるまで、従来のログインをオフにすることはできません。 |
移行プロセスを追跡できますか。 |
移行ツールには、正常に移行されたユーザーの数と、従来のログインが無効になったユーザーの数を表示するダッシュボードが含まれています。 理想的には、すべてのユーザーの移行が完了し、従来のログインが無効になると、ログイン会社の Adobe Admin Console への移行は成功します。 |
移行中に、ユーザーおよび権限の管理を実行する必要があります。このタスクを実行するには、どのツールを使用すればよいですか。 | 移行開始後は、Adobe Admin Console を使用して新規ユーザーおよび製品プロファイルの作成や管理を行います。 |
移行ツールを使用してユーザーを移行すると、ユーザーには何が起きますか。 | Analytics ユーザーレコードの電子メール ID 宛に、Experience Cloud で Analytics にアクセスする新しい方法について知らせるウェルカムメールが届きます。既存の Adobe ID がない場合は、作成するように求められます。作成後は、その Adobe ID を使用して Analytics にアクセスできます。 |
移行ツールではなく、API を使用してユーザーを移行できますか。 | いいえ。既存のユーザー全員を確実に Adobe Admin Console に移行するには、移行ツールを使用する必要があります。 |
Adobe Admin Console で使用できない Analytics のユーザー管理機能には何がありますか。 |
これらの機能は、引き続き Analytics のユーザー管理で使用できます。 詳しくは、Adobe Admin Console でサポートされない Analytics の機能を参照してください。 |
Adobe Admin Console でいくつかの設定を作成し、Analytics の権限グループにマッピングしました。移行が始まると、このような設定はどうなりますか。 | Analytics の権限グループは、その他のすべてのグループと同様に、製品プロファイルとして Adobe Admin Console に再作成されます。つまり、Admin Console には、基本的に重複した権限を持つ 2 つの製品プロファイルが表示されます。重複している製品プロファイルは Adobe Admin Console から削除できます。 |
ユーザー移行後の次のステップは何ですか。 | 1 人または複数のユーザーを移行したら、次のステップは my.omniture.com での従来のログインを無効にすることです。これを実行するには、移行ツールでユーザーを選択し、画面上部に表示されるコンテキストオプションの「従来のログインを無効にする」をクリックします。このオプションは、Adobe Admin Console への移行が成功した 1 人または複数のユーザーを選択した場合にのみ表示されることに注意してください。 |
移行終了日には何が起きますか。 | 移行終了日(移行開始日から 60 日)の後は、ログイン会社内のすべてのユーザーが、Adobe ID を使用する Experience Cloud ログインページでのログインにリダイレクトされます。 |
移行終了日までにすべてのユーザーを移行できませんでした。移行されていないユーザーは Analytics にアクセスできなくなりますか。 | 終了日までに移行されなかったユーザーは、Experience Cloud のログインページ(experiencecloud.adobe.com)にリダイレクトされ、Analytics にアクセスできなくなります。ただし、Analytics 管理者は引き続き移行ツールにアクセスできるので、ユーザーを探して移行し、アクセス権を復元することができます。 |