Experience Cloud ID サービスは、Experience Cloud アプリケーションサービスの共通の ID フレームワークを実現します。Experience Cloud ID サービスを使用すると、Experience Cloud ID(ECID)を設定できます。
ECID は、Adobe Experience Platform および Experience Cloud アプリケーションで横断的に使用される共有の ID 名前空間です。訪問者の行動の追跡と、複数のセッションにわたって保持される一意の ID を各デバイスに確実に割り当てることを目的とします。
Experience Cloud ID サービス、Experience Platform ID サービス および ECID は、3 つの異なるエンティティです。
Experience Cloud ID サービスは、アプリケーション固有の様々な ID の代わりとなり、顧客 ID と認証状態機能を使用して、独自の顧客 ID を Experience Cloud に渡せるようにします。
Experience Cloud ID サービスは、購読している Experience Cloud アプリケーションサービスでのみ機能し、購読していない場合は他のアプリケーションサービスへのアクセスを提供しません。
Experience Cloud ID サービスは、次のアプリケーションをサポートしています。
いずれは、ID サービスは、現在および将来の多くの Experience Cloud 機能、機能強化およびサービスにとって不可欠なコンポーネントになります。現在、ID サービスは、Analytics、Audience Manager および Target をサポートしています。ID サービスを実装していない場合、今が移行戦略を検討し始めるチャンスです。
まとめると、Experience Cloud ID サービスは以下の目的に役立ちます。
ID サービスを使用するには、お使いのソリューションおよび他のアドビコードライブラリが特定の要件を満たしている必要があります。