このドキュメントでは、Adobe Experience Platform のサンドボックスに関するよくある質問に対して回答を示します。他の Platform サービスに関する質問とトラブルシューティングについては、Experience Platform トラブルシューティングガイドを参照してください。
サンドボックスは、1 つの Platform インスタンスを別々の仮想環境に分割し、デジタルエクスペリエンスアプリケーションの開発と発展を支援します。詳しくは、サンドボックスの概要を参照してください。
サンドボックスは、Experience Platform の単一インスタンス内の仮想パーティションです。各サンドボックスは、Platform リソース(スキーマ、データセット、プロファイルなど)の独立したライブラリを管理します。サンドボックス内で実行されるすべてのコンテンツとアクションは、そのサンドボックスのみに限定され、他のサンドボックスには影響しません。詳しくは、サンドボックスの概要を参照してください。
Experience Platform では、次の 2 つのサンドボックスタイプを使用できます。
Experience Platform は単一の実稼働用サンドボックスを備えています。実稼働用サンドボックスは削除やリセットすることはできません。1 つの Platform インスタンスに対して存在できる実稼動用サンドボックスは 1 つのみです。
これに対し、1 つの Platform インスタンス用に、サンドボックス管理者は複数の非実稼動用サンドボックスを作成できます。非実稼働用サンドボックスを使用すると、実稼働用サンドボックスに影響を与えることなく、機能のテスト、実験の実行、カスタム設定をおこなうことができます。さらに、非実稼働用サンドボックスには、顧客が作成したすべてのリソースをサンドボックスから削除するリセット機能があります。非実稼働用サンドボックスを実稼働用サンドボックスに変換することはできません。デフォルトのExperience Platformライセンスでは、5つのサンドボックス(1つの実稼働環境と4つの非実稼働環境)が許可されます。 10個の非実稼働用サンドボックス(パック数は最大75個)を追加できます。 詳しくは、IMS組織管理者またはAdobeのセールス担当者にお問い合わせください。
詳しくは、サンドボックスの概要を参照してください。
サンドボックスは、1 つの Platform インスタンスの分離されたパーティションで、各サンドボックスは、リソースの独立した独自ライブラリを保持します。あるサンドボックス内に存在するリソースは、サンドボックスのタイプ(実稼動または非実稼動)にかかわらず、他のサンドボックスからはアクセスできません。
Experience Platform は、標準搭載されている、IMS 組織ごとに 1 つの実稼動用サンドボックスのみをサポートします。実稼動用サンドボックスの名前は変更できますが、削除またはリセットすることはできません。サンドボックス管理権限を持つユーザーは、非実稼動用のサンドボックスの作成、リセットおよび削除のみをおこなうことができます。
現在、Experience Platform では、1 つの IMS 組織内で最大 15 個の非実稼動サンドボックスをアクティブにできます。
Adobe Admin Console は、製品プロファイルの使用を通じて、ユーザーをサンドボックスや権限にリンクします。新しいサンドボックスを作成した後、アクセスを許可する製品プロファイルの「権限」タブに移動し、「サンドボックス」をクリックします。ここから、他の権限と同じ方法で、新しいサンドボックスへのアクセスを追加または削除できます。
特定のサンドボックスのユーザーに固有の権限を追加するには、適切なサンドボックスと権限を適用した新しい製品プロファイルを作成し、そのプロファイルをそれらのユーザーに割り当てる必要があります。
Admin Console でのサンドボックスの管理について詳しくは、『アクセス制御ユーザーガイド』を参照してください。