ガードレールとは、Adobe Experience Platform でのデータやシステムの使用状況、パフォーマンスの最適化、エラーや予期しない結果の回避に関するガイダンスを提供するしきい値のことです。 ガードレールは、データの使用状況や消費量、ライセンスのエンタイトルメントに関連する処理方法を参照できます。
このドキュメントでは、Adobe Experience Platform でのデータ取り込みのガードレールに関するガイダンスを説明します。
次の表に、バッチ取り込み API またはソースを使用する際に検討するガードレールの概要を示します。
取り込みのタイプ | ガイドライン | 備考 |
---|---|---|
バッチ取り込み API を使用したデータレイクの取り込み |
|
|
バッチソースを使用したデータレイクの取り込み |
|
データ取り込みに使用できるソースのカタログについて詳しくは、ソースの概要を参照してください。 |
プロファイルへのバッチ取り込み |
|
|
1 日に取り込まれるプロファイルバッチまたは ExperienceEvent バッチの数 | 1 日に取り込まれるプロファイルバッチまたは ExperienceEvent バッチの最大数は 90 です。 つまり、1 日に取り込まれるプロファイルバッチと ExperienceEvent バッチを合わせた合計数は 90 を超えることはできないということです。追加のバッチを取り込むと、システムのパフォーマンスに影響します。 | これはソフトリミットです。 ソフトリミットを超えることは可能ですが、ソフトリミットはシステムパフォーマンスの推奨ガイドラインを示すものです。 |
次の表に、ストリーミング取り込み API またはストリーミングソースを使用する際に検討するガードレールの概要を示します。
取り込みのタイプ | ガイドライン | 備考 |
---|---|---|
ストリーミング取り込み |
|
より高いデータスループットが必要な場合は、バッチ取り込み API を使用します。 |
ストリーミングソース |
|
Kafka、Azure Event Hubs、Amazon Kinesis などのストリーミングソースは Data Collection Core Service(DCCS)ルートを使用せず、スループットの制限が異なる場合があります。データ取り込みに使用できるソースのカタログについて詳しくは、ソースの概要を参照してください。 |
Experience Platform でのデータやガードレールの処理について詳しくは、以下のドキュメントを参照してください。