チャネルには、コンテンツのシーケンス(画像とビデオ)および Web サイトまたは単一ページアプリケーションが表示されます。
このページでは AEM Screens 用のチャネルの作成および管理について説明します。
前提条件:
AEM Screens 用のプロジェクトを作成したら、以下の手順に従ってプロジェクト用の新しいチャネルを作成します。
Adobe Experience Manager リンク(左上)を選択し、「Screens」を選択します。または、https://localhost:4502/screens.html/content/screens
から直接アクセスすることもできます。
Screens プロジェクトに移動し、チャネルフォルダーを選択します。
アクションバーの「作成」をクリックします。
作成ウィザードで「シーケンスチャネル」テンプレートを選択し、「次へ」をクリックします。
「タイトル」に「ScreensChannel」と入力し、「作成」をクリックします。
これで、シーケンスチャネルがチャネルフォルダーに追加されます。
ウィザードの作成中に以下のテンプレートオプションを使用できます。
テンプレートオプション | 説明 |
---|---|
チャネルフォルダー | チャネルのコレクションを格納するためのフォルダーを作成できます。 |
シーケンスチャネル | コンポーネントを連続して(スライドショーで 1 つずつ)再生するチャネルを作成できます。 |
アプリケーションチャネル | Screens Player でカスタム Web アプリケーションを紹介できます。 |
1 x 1 分割画面チャネル | 1 個のゾーンにコンポーネントを表示できます。 |
1 x 2 分割画面チャネル | 2 個のゾーン(水平に分割)にアセットを表示できます。 |
2 x 1 分割画面チャネル | 2 個のゾーン(垂直に分割)にアセットを表示できます。 |
2 x 2 分割画面チャネル | 4 個のゾーン(マトリックス状に水平および垂直に分割)にアセットを表示できます。 |
2~3 分割画面チャネル | 2 個のゾーン(水平に分割)にアセットを表示できます(一方のゾーンが他方のものよりも大きくなります)。 |
左/右 L バー型分割画面チャネル | コンテンツ作成者が、様々な種類のアセットを適切なサイズのゾーンに表示できます。 |
分割画面チャネルでは、複数のエクスペリエンスを並べて同時に再生できるように、ディスプレイを複数のゾーンに分割します。エクスペリエンスは、静的アセット/テキストでも埋め込みシーケンスでも構いません。
コンテンツを作成してチャネルに追加したら、次の手順では、ロケーションを作成してからディスプレイを作成します。さらに、そのチャネルをディスプレイに割り当てる必要があります。詳しくは、この節の最後に記載されているリソースを参照してください。
プロパティおよびダッシュボードを編集および表示でき、またチャネルをコピー、プレビュー、削除できます。
チャネルにコンテンツを追加するには、下の手順に従います。
チャネルにコンポーネントを追加できます。詳しくは、チャネルへのコンポーネントの追加を参照してください。
チャネルへのビデオのアップロード
下の手順に従って、チャネルにビデオをアップロードします。
チャネルへのビデオのアップロードで問題が発生した場合は、ビデオのトラブルシューティングを参照してください。
チャネルのプロパティを表示または編集するには、下の手順に従います。
チャネルのダッシュボードを表示するには、次の手順に従います。
チャネル情報パネルでは、チャネルのプロパティを説明し、チャネルのプレビューを表示します。また、チャネルがオフラインであるかオンラインであるかの情報も表示されます。
チャネル情報アクションバーの(…)をクリックすると、プロパティを表示、コンテンツを編集、またチャネルのキャッシュ(オフラインコンテンツ)を更新できます。
マニフェストをチャネルダッシュボードから表示できます。
このオプションは、AEM 6.4 機能パック 8 または AEM 6.5 機能パック 4 でのみ使用できます。
チャネルダッシュボードからこのオプションを有効にするには、次の手順に従います。
これで、チャネルダッシュボードの「チャネル情報」パネルから「マニフェストを表示」オプションが表示されます。
デフォルトでは、チャネルを作成すると、そのチャネルはオフラインになります。
チャネルを作成するときは、オンラインまたはオフラインチャネルのいずれかとして定義できます。
オンラインチャネルでは、最新のコンテンツがリアルタイム環境で表示されるのに対して、オフラインチャネルでは、キャッシュされたコンテンツが表示されます。
チャネルをオンラインにするには、次の手順に従います。
TestProject/Channels /TestChannelと選択して、チャネルに移動します。
チャネルを選択します。
アクションバーの「ダッシュボード」をクリックして、プレーヤーのステータスを確認します。チャネル情報パネルに、チャネルがオンラインであるかオフラインであるかの情報が表示されます。
下の図に示されているように、アクションバーの「プロパティ」をクリックして「チャネル」タブに移動します。
「開発者モード(チャネルをオンラインに強制)」をオンにして、チャネルをオンラインにします。
「保存して閉じる」をクリックしてオプションを保存します。
チャネルダッシュボードに戻ると、チャネル情報パネルにプレーヤーのオンラインステータスが表示されます。
チャネルをオフラインとして再設定する場合は、「プロパティ」タブで開発者モードオプションをオフにしたあと(前述の手順 3 を参照)、チャネル情報パネルで「オフラインコンテンツを更新」をクリックします(下図を参照)。
次の表は、自動アップデートとデバイスダッシュボードからの手動アップデートに関連するイベントの要約です。
イベント | デバイスの自動更新 | デバイスの手動更新 |
オンラインチャネルでの変更 | コンテンツを自動的に更新 | コンテンツを「デバイス:プッシュ設定」で更新 または、 コンテンツを「デバイス:再起動」で更新 |
オフラインチャネルで変更があったが、チャネル「コンテンツのプッシュ」がトリガーされない(オフラインパッケージは再作成されない) | コンテンツの更新なし | コンテンツの更新なし |
オフラインチャネルで変更があり、チャネル「コンテンツのプッシュ」がトリガーされる(新しいオフラインパッケージ) | コンテンツを自動的に更新 | コンテンツを「デバイス:プッシュ設定」で更新 または、 コンテンツを「デバイス:再起動」で更新 |
設定での変更
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設定を自動的に更新 | 設定を「デバイス:プッシュ設定」で更新 または、 設定を「デバイス:再起動」で更新 |
割り当てられたディスプレイパネルに、チャネルに関連するディスプレイが示されます。割り当てられたディスプレイのスナップショットを解像度と共に表示します。
下の図で示されているように、関連するディスプレイは、割り当てられたディスプレイパネルにリストされます。
ロケーションでのディスプレイの作成については、次を参照してください。
さらに、割り当てられたディスプレイパネルでディスプレイをクリックすると、ディスプレイの情報が表示されます(下図を参照)。
チャネルを作成し、チャネルにコンテンツを追加または編集した後の次の手順は、ロケーションおよびディスプレイの作成方法を学ぶことです。さらに、そのディスプレイにチャネルを割り当てます。
次の手順については、次のリソースを参照してください。