AEM Screens の設定とデプロイ configuring-and-deploying-aem-screens

このページでは、デバイスに Screens Player をインストールして設定する方法について説明します。

サーバーの設定 server-configuration

IMPORTANT
AEM Screens Player は、クロスサイトリクエストフォージェリー(CSRF)トークンを使用しません。そのため、AEM サーバーを AEM Screens で使用できるように設定する場合は、空のリファラーを許可してリファラーフィルターをスキップします。

ヘルスチェックフレームワーク health-check-framework

ヘルスチェックフレームワークを使用すると、AEM Screens プロジェクトを実行する前に、2 つの必要な設定がセットアップされているかどうかを確認できます。

次の 2 つの設定を確認して、AEM Screens プロジェクトを実行できます。つまり、次の 2 つのフィルターの状態を確認できます。

  1. 空のリファラーの許可
  2. https

次の手順に従って、AEM Screens でこれら 2 つの重要な設定が有効になっているかどうかを確認します。

  1. Adobe Experience Manager Web コンソール Sling Health Checkに移動します。

    アセット

  2. 上記の 2 つのプロパティの検証を実行するには、「選択したヘルスチェックを実行」をクリックします。

    両方のフィルターが有効な場合、Screens Configuration Health Service では​ 結果 ​が​ OK ​と表示され、両方の設定が有効となっています。

    アセット

    一方または両方のフィルターが無効になっている場合は、下の図に示すように、ユーザーに対してアラートが表示されます。

    両方のフィルターが無効な場合、次のアラートが表示されます。
    アセット

NOTE

前提条件 prerequisites

AEM Screens で使用できるように AEM サーバーを設定する際に役立つ重要なポイントを次に示します。

空のリファラー要求の許可 allow-empty-referrer-requests

  1. AEM インスタンス/ハンマーアイコン/操作web コンソール ​を使用して、Adobe Experience Manager web コンソール設定 ​に移動します。

    画像

  2. Adobe Experience Manager Web コンソール設定 ​が開きます。「sling referrer」を検索します。

    「sling referrer」プロパティを検索するには、Command + F キー(Mac)または Ctrl + F キー(Windows)を押します。

  3. Allow Empty」オプションをオンにします(下図を参照)。

    画像

  4. 保存」をクリックして、Apache Sling Referrer Filter の「Allow Empty」を有効にします。

Apache Felix Jetty Based HTTP Service allow-apache-felix-service

  1. AEM インスタンス/ハンマーアイコン/操作web コンソール ​を使用して、Adobe Experience Manager web コンソール設定 ​に移動します。

    画像

  2. Adobe Experience Manager Web コンソール設定 ​が開きます。「Apache Felix Jetty Based HTTP Service」を検索します。

    このプロパティを検索するには、Command+F キー(Mac)または Ctrl+F キー(Windows)を押します。

  3. ENABLE HTTP」オプションをオンにします(下図を参照)。

    画像

  4. 保存」をクリックし、HTTP サービスを有効にします。

AEM Screens のタッチ操作対応 UI の有効化 enable-touch-ui-for-aem-screens

AEM Screens にはタッチ操作対応 UI が必要で、Adobe Experience Manager(AEM)のクラシック UI では AEM Screens は動作しません。

  1. *<yourAuthorInstance>/system/console/configMgr/com.day.cq.wcm.core.impl.AuthoringUIModeServiceImpl* に移動します。
  2. Default authoring UI mode」が「TOUCH」に設定されていることを確認します(下図を参照)。

また、yourAuthorInstance ​ツール(ハンマーアイコン)/操作Web コンソール ​を使用し、WCM オーサリング UI モードサービス ​を検索して、同じ設定を実行することもできます。

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NOTE
ユーザーの環境設定を使用して、特定のユーザーに対して常にクラシック UI を有効にすることができます。

NOSAMPLECONTENT 実行モードの AEM aem-in-nosamplecontent-runmode

本番環境での AEM の実行には、NOSAMPLECONTENT 実行モードを使用します。次の場所に移動して、(追加の応答ヘッダーセクションにある)X-Frame-Options=SAMEORIGIN ヘッダーを削除します。

https://localhost:4502/system/console/configMgr/org.apache.sling.engine.impl.SlingMainServlet

この削除は、AEM Screens Player でオンラインチャンネルを再生するために必要です。

パスワード制限 password-restrictions

DeviceServiceImpl の最新の変更により、パスワード制限を削除する必要がなくなりました。

次のリンクから DeviceServiceImpl を設定して、Screens デバイスユーザーのパスワードを作成する際のパスワード制限を有効にすることができます。

https://localhost:4502/system/console/configMgr/com.adobe.cq.screens.device.impl.DeviceService

以下の手順に従って DeviceServiceImpl を設定します。

  1. AEM インスタンス/ハンマーアイコン/操作web コンソール ​を使用して、Adobe Experience Manager web コンソール設定 ​に移動します。

  2. Adobe Experience Manager web コンソール設定 ​が開きます。*deviceservice* を検索します。このプロパティを検索するには、Command + F キー(macOS)または Ctrl + F キー(Microsoft® Windows)を押します。

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Dispatcher 設定 dispatcher-configuration

AEM Screens プロジェクトの Dispatcher を設定する方法については、AEM Screens プロジェクトの Dispatcher の設定を参照してください。

Java™ エンコーディング java-encoding

Java™ エンコーディング ​を Unicode に設定します。例:*Dfile.encoding=Cp1252* は機能しません。

NOTE
本番環境では AEM Screens サーバーに HTTPS を使用してください。
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