コアコンポーネントのフォームコンテナコンポーネントを使用すれば、シンプルな送信フォームを作成できます。
フォームコンテナコンポーネントは、シンプルな WCM フォームをサポートし、フォームコンポーネントの追加が可能なネスト構造を使用しているので、シンプルな情報送信フォームおよび機能を作成できます。
設定ダイアログを使用して、コンテンツ編集者は、フォーム送信でトリガーされるアクションの種類、送信されたコンテンツの保存先、ワークフローをトリガーするかどうかを定義できます。テンプレート作成者は、デザインダイアログを使用して、テンプレートエディターにおける標準レイアウトコンテナのデザインダイアログと同様に、許可されるコンポーネントとそのマッピングを定義できます。
このドキュメントでは、AEM 6.3 に付属しているコアコンポーネントのリリース 1.0.0 で最初に導入されたフォームコンテナコンポーネント v1 について説明します。
フォームコンテナコンポーネント v1 の互換性を次の表に示します。
AEM のバージョン | フォームコンテナコンポーネント v1 |
---|---|
6.3 | 互換性あり |
6.4 | 互換性あり |
このドキュメントでは、フォームコンテナコンポーネント v1 について説明します。
フォームコンテナコンポーネントの現在のバージョンについて詳しくは、フォームコンテナコンポーネントのドキュメントを参照してください。
設定ダイアログでは、コンポーネントの送信時に実行されるアクションをコンテンツ作成者が定義できます。
選択したアクションタイプに応じて、コンテナ内で使用可能なオプションが変わります。使用可能なアクションタイプは次のとおりです。
タイプに関係なく、各アクションに適用される一般的な設定があります。
アクションタイプが「メール」の場合、フォームが送信されると、指定した受信者に電子メールが送信されます。
フォームが送信されると、フォームのコンテンツは、指定されたリポジトリの場所に保存されます。
フォームが送信されると、注文が送信されます。
フォームが送信されると、注文が更新されます。
ありがとうページは、選択したアクションタイプに関係なくいつでも定義できます。
フォーム送信の完了後、ユーザーは指定したページにリダイレクトされます。
テンプレート作成者は、デザインダイアログを使用して、テンプレートエディターにおける標準レイアウトコンテナのデザインダイアログと同様に、許可されるコンポーネントとそのコンテナマッピングを定義できます。
フォームコンテナコンポーネントに関する最新の技術ドキュメントについては、GitHub を参照してください。
コアコンポーネントプロジェクト全体を GitHub からダウンロードできます。
コアコンポーネントの開発について詳しくは、コアコンポーネント開発者向けドキュメントを参照してください。