コアコンポーネントのティーザーコンポーネントでは、画像、タイトル、リッチテキストのほか、オプションで追加コンテンツへのリンクを表示できます。
ティーザーコンポーネントを使用すれば、画像、タイトル、リッチテキスト、追加コンテンツや他のアクションへのリンクを使用して、コンテンツ作成者が詳細なコンテンツへのティーザーを容易に作成できるようになります。
デザインダイアログでは、コールトゥアクションを作成したりリンクを追加したりするオプションが使用可能かどうかや、様々な表示オプションの無効化をテンプレート作成者が定義できます。設定ダイアログでは、画像の設定、CTA(コールトゥアクション)の定義、タイトルと説明の設定、個々のティーザーへのリンクの設定をコンテンツ作成者が行えます。画像コンポーネントの編集ダイアログにアクセスして、ティーザー画像を変更できます。
このドキュメントでは、ティーザーコンポーネントの現在のバージョン(2022年2月にコアコンポーネントのリリース 2.18.0 で導入された v2)について説明します。
コンポーネントのすべてのサポート対象バージョン、コンポーネントの各バージョンと互換性のある AEM バージョン、以前のバージョンのドキュメントへのリンクを次の表に示します。
コンポーネントのバージョン | AEM 6.4 | AEM 6.5 | AEM as a Cloud Service |
---|---|---|---|
v2 | - | 互換性あり | 互換性あり |
v1 | 互換性あり | 互換性あり | 互換性あり |
ティーザーコンポーネントを体験し、その設定オプションや HTML および JSON 出力の例を確認するには、コンポーネントライブラリを参照してください。
ティーザーコンポーネントに関する最新の技術ドキュメントについては、GitHub を参照してください。
コアコンポーネントの開発について詳しくは、コアコンポーネント開発者向けドキュメントを参照してください。
設定ダイアログでは、個々のティーザーのプロパティをコンテンツ作成者が定義できます。また、選択したティーザー画像を変更するための編集ダイアログもあります。
ティーザータイトル、説明および画像はリンクされたページや、最初のコールトゥアクションでリンクされたページから継承できます。リンクとコールトゥアクションのいずれも指定していない場合は、タイトル、説明、および画像は現在のページから継承されます。
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メタデータのリンク先アセット値の代替説明を使用します。アセットがリンクされていない場合は現在のページの代替説明を使用します。ティーザーコンポーネントでは、AEM スタイルシステムをサポートしています。
ドロップダウンを使用して、コンポーネントに適用するスタイルを選択します。編集ダイアログでの選択項目は、コンポーネントツールバーから選択した項目と同じ効果があります。
ドロップダウンメニューを使用するには、デザインダイアログでこのコンポーネントのスタイルを設定する必要があります。
ティーザーコンポーネントは画像レンダリングを画像コンポーネントに委任します。そのため、コンテンツ作成者は画像コンポーネントの[編集ダイアログ](image.md#edit-dialog)を使用してティーザー画像を操作できます。
デザインダイアログを使用すれば、テンプレート作成者は、コンテンツ作成者がこのコンポーネントを使用する際に選択できるティーザーオプションを定義できます。
ティーザーコンポーネントは、AEM スタイルシステムをサポートしています。
ティーザーコンポーネントは、Adobe Client Data Layer をサポートしています。