メールセグメント化コンポーネントでは、Adobe Campaign の変数を使用して、コンテンツの受信者に基づいてコンテンツの表示と非表示を切り替えます。
メールセグメント化コンポーネントを使用すると、Adobe Campaign から提供される、受信者に関する変数が満たす条件に基づいて、コンテンツ作成者がコンテンツの表示と非表示を切り替えることができます。このようにして、セグメント化に基づいてコンテンツが受信者に表示されます。
設定ダイアログを使用する代わりに、メールセグメント化コンポーネントをコンテンツページに追加したら、コンテンツ作成者は、追加のコンポーネントをメールセグメント化コンポーネントにドラッグ&ドロップして新しいセグメントを作成することもできます。
このドキュメントでは、メールセグメント化コンポーネントの現在のバージョン(2022年10月にメールコアコンポーネントのリリース x で導入された v1)について説明します。
コンポーネントのすべてのサポート対象バージョン、コンポーネントの各バージョンと互換性のある AEM バージョン、以前のバージョンのドキュメントへのリンクを次の表に示します。
コンポーネントのバージョン | AEM 6.5 | AEM as a Cloud Service |
---|---|---|
v1 | 互換性あり | - |
メールティーザーコンポーネントに関する最新の技術ドキュメントについては、GitHub を参照してください。
コアコンポーネントの開発について詳しくは、コアコンポーネント開発者向けドキュメントを参照してください。
編集ダイアログでは、コンテンツ作成者がセグメントの作成、名前変更、並べ替えを行ったり、アクティブなセグメントを定義したりできます。メールセグメント化コンポーネントでは、セグメントは、コンテンツの受信者が満たす条件に基づいて表示/非表示が切り替わる別のコンポーネントにすぎません。これをコアコンポーネントタブコンポーネントになぞらえることができますが、セグメント化コンポーネントでは、条件が満たされるタブのコンテンツのみが表示されます。
「セグメントを追加」ボタンを使用してコンポーネントセレクターを開くと、セグメントとして追加するコンポーネントを選択できます。追加が完了すると、以下の要素を含んだエントリがリストに追加されます。
コンテンツのビューポートを縮小して編集ダイアログが全画面表示になるようにすると、「追加」ボタンが非表示になります。コンポーネントブラウザーからコンテンツエディターのメールセグメント化コンポーネントにドラッグ&ドロップすることで、コンポーネントをメールセグメント化コンポーネントに追加することはできます。
「アクセシビリティ」タブでは、コンポーネントの「ARIA アクセシビリティ」ラベルの値を設定できます。
メールセグメント化コンポーネントでは、AEM スタイルシステムをサポートしています。
ドロップダウンを使用して、コンポーネントに適用するスタイルを選択します。編集ダイアログでの選択項目は、コンポーネントツールバーから選択した項目と同じ効果があります。
このタブを使用するには、デザインダイアログでこのコンポーネントのスタイルを設定する必要があります。
コンポーネントツールバーの「パネルを選択」オプションを使用すれば、コンテンツの作成者は、編集用に別のセグメントに切り替えたり、簡単にセグメントを並べ替えたりできます。
コンポーネントツールバーの「パネルを選択」オプションを選択すると、設定済みのセグメントがドロップダウンとして表示されます。
セグメントはページエディター内のタブとしてレンダリングされ、最終的なコンテンツに対して複数のオプションがあることを示します。作成者がページエディター内でこれらのタブを選択することはできません。選択パネルを使用すると、表示するセグメントを切り替えることができます。
デザインダイアログでは、テンプレート作成者が、メールセグメント化コンポーネントにセグメントとして追加できるコンポーネントを定義したり、コンテンツ作成者が利用できるカスタムスタイルを定義したりできます。
「許可されたコンポーネント」タブでは、コンテンツ作成者がメールセグメント化コンポーネントにセグメントとして追加できるコンポーネントを定義できます。
「許可されたコンポーネント」タブは、テンプレートエディターでレイアウトコンテナのポリシーやプロパティを定義する際の同じ名前のタブと同じように機能します。
メールセグメント化コンポーネントでは、AEM スタイルシステムをサポートしています。
「定義済み条件」タブを使用すると、テンプレートエディターで、セグメントの作成時にコンテンツ作成者が選択できる条件を定義できます。
「追加」ボタンをタップまたはクリックすると、新しい条件を作成できます。