Web サイトやアプリケーションは、URL コールによって Dynamic Media のサービスにアクセスします。アセットの公開後、Dynamic Media によって、そのアセットを参照する URL 文字列がアクティベートされます。これらの URL を Web ブラウザーに貼り付けてテストすることができます。
Adobe Experience Manager を WCM として使用していない場合に限り、URL へのリンクを使用します。ビデオプレーヤーをポップアップウィンドウまたはモーダルウィンドウとして配信する場合には、(埋め込みではなく)リンク機能を使用します。Experience Manager を WCM として使用している場合は、ページに直接アセットを追加します。
Web ページやアプリケーションにこれらの URL 文字列を配置するには、Dynamic Media からコピーします。
URL 文字列は、アセットの動的レンディションでのみ使用できます。現時点では、Dynamic Media サーバーではなく DAM に存在する静的アセットには URL 文字列を使用できません。静的なレンディションに対しては「URL」ボタンが表示されません。
Web ページへの ビデオビューアまたは画像ビューアの埋め込みも参照してください。
Web アプリケーションへの YouTube URL のリンクも参照してください。
レスポンシブサイト用に最適化された画像の配信も参照してください。
アセットのアップロードも参照してください。
画像プリセットまたはビューアプリセットによって生成された URL 文字列を取得できます。URL をコピーしたらクリップボードに配置されるので、必要に応じて Web サイトのページまたはアプリケーションに貼り付けることができます。
URL は、選択したアセットを公開するまではコピーできません。また、ビューアプリセットまたは画像プリセットを公開する必要もあります。
アセットを公開するを参照してください。
ビューアプリセットを公開するを参照してください。
画像プリセットの公開を参照してください。
URL 文字列を取得するには複数の方法があります。以下の手順では、使用できる方法の 1 つを紹介します。
アセットの URL を取得するには:
画像プリセット URL またはビューアプリセット URL をコピーする公開済みのアセットの場所に移動し、そのアセットを選択して開きます。
URL をコピーするには、その前にアセットを公開しておく必要があります。また、ビューアプリセットまたは画像プリセットを公開する必要もあります。
アセットを公開するを参照してください。
ビューアプリセットを公開するを参照してください。
画像プリセットの公開を参照してください。
選択したアセットに応じて、次のいずれかの操作を行います。
画像を選択した場合は、ドロップダウンメニューで「レンディション」を選択します。
「動的」ヘッダーの下にあるプリセット名を選択すると、右側のフレームにレンディションが表示されます。「動的」ヘッダーを表示するには、必要に応じて、レンディションリストをスクロールします。
左パネルの下部にある「URL」を選択します。
スピンセット、画像セット、カルーセルセットまたはビデオを選択した場合は、ドロップダウンメニューで「ビューア」を選択します。
左パネルで、ビューアプリセット名を選択します。セットまたはビデオのプレビューが別のページで開きます。
左パネルの下部にある「URL」を選択します。
アセットをプレビューする場合やアセットを Web コンテンツページに追加する場合は、テキストを選択して Web ブラウザーにコピーします。
URL ウィンドウを閉じるには、「X」を選択するか、「閉じる」を選択します。
Dynamic Media では静的アセットの配信をサポートしています。静的アセットとは、画像やビデオに留まらないその他のアセットです。配信がサポートされる静的アセットの形式は以下のとおりです。
静的アセットの URL を取得するには:
URL をコピーする公開済みの静的アセットの場所に移動し、アセットを選択して開きます。
URL をコピーするには、その前に静的アセットを公開しておく必要があります。
アセットの公開を参照してください。
以下のいずれかの方法で、公開済みの静的アセットの URL を取得します。
The URL of the published static is the following:
https://*<server_name>*/is/content/*<company_name>*/*<static_asset_filename>*.*<extension>*
例: https://aem.com/is/content/adobe/image.gif
アセット/動的レンディションを選択し、静的アセットの動的レンディションを選択して URL をコピーします。
コピーした URL を変更して、is/image/
の代わりにパスの is/content
を使用します。
Experience Manager で、ツール/導入/クラウド/クラウドサービスに移動します。
Cloud Services ページで、「Dynamic Media Cloud Services」見出しまでスクロールダウンして、「設定を表示」を選択します。
「利用可能な設定」の下で、必要な設定を選択します。
Dynamic Media クラウドの設定ページの「ビデオサービスの URL」の下で、URL パス全体をコピーします。コピーした URL パスは後の手順で必要になります。
例えば、次のような URL パスです。
https://s7athens.macromedia.com:9090/DMGateway/
(このパスは説明のために便宜的に示しています。コピーする実際のパスではありません。)
「登録 ID」の下で、ID の最後の部分にある顧客名をコピーします。
例えば、登録 ID が 87654321|MyCompany
の場合、顧客名は MyCompany
です。
ページの左上隅付近で、「Cloud Services」を選択してから「Experience Manager」アイコンを選択し、一般/CRXDE Lite に移動します。
JCR(Java™ コンテンツリポジトリー)のビデオレンディションパス全体をコピーします。
例えば、ビデオのレンディションパスは次のようなものです。
/_renditions_/0bd/0bd28743-a616-4fe6-92aa-6eae7c2112f/avs/Momentum_1080-0x720-2600k.mp4
(このパスは説明のために便宜的に示しています。コピーする実際のパスではありません。)
完全な URL パスを作成するには、コピーした情報を次の順序で並べます。
<Video_Service_URL>/public/<Customer_name_from_Registration_ID>/<Video_rendition_path>
例えば、これまでの手順のサンプルのパスと顧客名を使用すると、完成したパスは次のようになります。
https://s7athens.macromedia.com:9090/DMGateway/public/MyCompany/_renditions_/0bd/0bd28743-a616-4fe6-92aa-6eae7c2112ff/avs/Momentum_1080-0x720-2600k.mp4
このパスは、公開されたビデオレンディションの完全なビデオ URL です。
Experience Manager で、ツール/導入/クラウド/クラウドサービスに移動します。
Cloud Services ページで、「Dynamic Media Cloud Services」見出しまでスクロールダウンして、「設定を表示」を選択します。
「利用可能な設定」の下で、必要な設定を選択します。
Dynamic Media Cloud Services を設定ページで、以下の作業を行います。
https://gateway-na.assetsadobe.com/DMGateway/
(このパスは説明のために便宜的に示しています。コピーする実際のパスではありません。)
「登録 ID」の下で、ID の最後の部分にある顧客名をコピーします。コピーした顧客名は後の手順で必要になります。
例えば、登録 ID が 87654321|demoCo
の場合、コピーする顧客名は demoCo
です。
使用しているビデオ配信プロトコルに基づいて、それぞれのプロトコルセレクターをコピーします。コピーしたプロトコルセレクターは後の手順で必要になります。
使用しているビデオ配信プロトコル | 使用するプロトコルセレクター |
HTTP HTTP(セキュアでないビデオ配信)を使用している場合は、前にコピーしたビデオサービス URL 値の |
public/ |
HTTPS | public-ssl/ |
Dynamic Media で処理される Experience Manager のビデオアセットのフルパスをコピーします。コピーしたビデオアセットパスは後の手順で必要になります。
次に例を示します。
/content/dam/marketing/MyVideo.mp4
これまでの手順でコピーしたすべての要素を以下の順に組み合わせて、文字列を作成します。
< video service URL
>< protocol selector
>< customer name
>< video asset path
>
例えば、これまでの手順の例からコピーした情報を使用すると、以下のような文字列になります。
https://gateway-na.assetsadobe.com/DMGateway/public-ssl/demoCo/content/dam/marketing/MyVideo.mp4
文字列の最後に .m3u8
を付けて URL を完成させます。例えば、前の手順の文字列に .m3u8
を付けると、完全な URL パスは以下のようになります。
https://gateway-na.assetsadobe.com/DMGateway/public-ssl/demoCo/content/dam/marketing/MyVideo.mp4.m3u8
HTTP/2 は、ブラウザーとサーバーの交信を強化する、新しく更新された Web プロトコルです。このプロトコルを使用すれば、情報の伝送を高速化し、必要な処理能力を抑えることができます。HTTP/2 上で Dynamic Media アセットの配信が可能になり、応答時間と読み込み時間が短縮されました。
Dynamic Media アカウントでの HTTP/2 の使用方法について詳しくは、コンテンツの HTTP/2 配信を参照してください。