デフォルトでは、管理者のみが注釈を作成できます。他の Analytics コンポーネントと同様に、ユーザーは注釈を表示する権限を持ちます(フィルター、計算指標など)。
ただし、管理者は、Adobe Admin Console を介してユーザーに注釈の作成権限(Analytics ツール)を付与できます。
作成方法 | 詳細 |
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コンポーネント/注釈に移動します。 | 注釈マネージャーのページが開きます。「新しい注釈を作成」をクリックすると、注釈ビルダーが開きます。 |
テーブル上の点を右クリックします。 | 注釈ビルダーが開きます。なお、この方法で作成された注釈は、デフォルトでは、作成されたプロジェクトでのみ表示されます。ただし、すべてのプロジェクトで利用できるようにすることができます。日付や指標などは既に入力されていることにも注意してください。 |
折れ線グラフの点を右クリックします。 | 注釈ビルダーが開きます。なお、この方法で作成された注釈は、デフォルトでは、作成されたプロジェクトでのみ表示されます。ただし、すべてのプロジェクトで利用できるようにすることができます。日付や指標などは既に入力されていることにも注意してください。 |
ワークスペースで、コンポーネント/注釈を作成に移動します。 | 注釈ビルダーが開きます。 |
次のホットキーを使用して注釈ビルダーを開きます。PC:ctrl + shift + O、Mac:shift + command + O |
なお、ホットキーを使用して注釈を作成すると、事前に選択された範囲(指標またはディメンション)を含まずに、現在の日付に対して 1 日分の注釈が作成されます。 |
CJA Annotations API を使用します | CJA Annotations API を使用すると、Adobe Developer を通じてプログラムで注釈を作成、更新または取得できます。これらの API は、アドビが製品 UI 内で使用するのと同じデータおよびメソッドを使用します。 |
注釈ビルダーの要素を入力します。
要素 | 説明 |
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タイトル | 注釈に名前を付ける(例:「記念日」) |
説明 | (任意)注釈の説明をします(例:「米国で制定された祝日」)。 |
タグ | (任意)タグを作成または適用して、注釈を整理します。 |
適用された日付 | 注釈を表示するために必要な日付または日付範囲を選択します。 |
カラー | 注釈にカラーを適用します。注釈は、選択されたカラーでプロジェクトに表示されます。カラーを使用すると、祝日、外部イベント、トラッキングの問題などの注釈を分類できます。 |
範囲 | (任意)注釈をトリガーする指標をドラッグ&ドロップします。次に、フィルターとして機能する(つまり、注釈が表示される)ディメンションまたはフィルターをドラッグ&ドロップします。 範囲を指定しない場合、注釈はすべてのデータに適用されます。
ユースケース:ある eVar は特定の日付範囲のデータ収集を停止しました。eVar を「これらの指標のいずれかが存在する」ダイアログにドラッグします。または、訪問回数指標でデータが報告されていない場合も、同じプロセスに従います。 注意: コンポーネントに適用された注釈で、計算指標またはフィルター定義の一部として使用されるものは、自動的には注釈を継承しません。 注釈を表示するには、目的の計算指標を範囲セクションに追加する必要もあります。ただし、同じ情報で注釈を付けるフィルターに対しては、新しい注釈を作成する必要があります。 例:特定の日に注文に注釈を適用します。次に、同じ日付範囲の計算指標で注文を使用します。新しい計算指標では、注文の注釈は自動的には表示されません。また、注釈を表示するには、計算指標を範囲セクションに追加する必要もあります。 |
すべてのデータビューに適用 | デフォルトでは、注釈は元のデータビューに適用されます。 このチェックボックスをオンにすると、注釈を会社内のすべてのデータビューに適用できます。 |
すべてのプロジェクトに適用 | デフォルトでは、注釈は現在のプロジェクトに適用されます。このチェックボックスをオンにすると、所有するすべてのプロジェクトに注釈を適用できます。このチェックボックスは、注釈ビルダーから注釈ビルダーを起動した場合にのみ表示されることに注意してください。 |
「保存」をクリックします。