アクティビティの配信

2020 年 3 月 1 日(PT)以降、Target サーバーは TLS 1.1 をサポートしなくなります。この変更により、Target サーバーは、古いデバイスまたは TLS 1.2 (またはそれ以降)をサポートしない web ブラウザーを使用している訪問者からのリクエストを受け付けなくなります。 この結果、TLS 1.1 のみサポートする(あるいはデフォルトで TLS 1.1 をサポートする)旧型のデバイスやブラウザーは、Adobe Target からアクティビティコンテンツを受け取らないこととなります。サイトのデフォルトコンテンツがレンダリングされます。

影響を受ける旧型のデバイスおよびブラウザには以下が含まれます。

  • Google Chrome(Chrome for Android)バージョン 29 以前
  • Opera ブラウザー(Opera Mobile)バージョン 12.17 以前
  • Mozilla Firefox (モバイル用 Firefox)バージョン 26 以前
  • Android 4.3 およびそれ以前のバージョン
  • Windows 7 の Internet Explorer 8-10 およびそれ以前のバージョン
  • Windows Phone 8.0 の Internet Explorer 10
  • Safari 6.0.4/OS X10.8.4 およびそれ以前のバージョン

この変更を計画する際は、次の点を考慮してください(2020 年 3 月 1 日の期限は、これらの項目のすべてに影響します)。

  • 準拠しているデバイスやブラウザーが、デフォルトのサイトに対応するように準備されていることを確認してください。
  • Target レポートの訪問者数では、訪問者数がわずかに減少する可能性があることに注意してください。
  • 古いデバイスや TLS 1.2 をサポートしていないブラウザーをターゲットとするように特別に作成されたオーディエンスを変更する必要が生じる場合があります。これらのデバイスやブラウザーへの配信は機能しなくなります。

サポートされるブラウザーとそのバージョンについて詳しくは、 サポートされるブラウザーを参照してください。

Adobe Target API

2020 年 3 月 1 日(PT)以降、Target API は TLS 1.1 暗号化をサポートしなくなります。 API にアクセスするお客様は、この変更による影響の有無を確認してください。

  • デフォルト設定の Java 7 を使用する API クライアントは、TLS 1.2 をサポートするように変更する必要があります。詳しくは、Java web サイトの「 クライアントエンドポイントのデフォルトの TLS プロトコルバージョンの変更:TLS 1.0 から TLS 1.2」を参照してください。
  • Java 8 を使用している API クライアントは、デフォルト設定が TLS 1.2 なので、影響を受けません。
  • その他のフレームワークを使用している API クライアントは、TLS 1.2 のサポートについてベンダーにお問い合わせください。