ライフサイクルデータの収集
モバイルアプリでライフサイクルデータを収集する方法を説明します。
Adobe Experience Platform Mobile SDK ライフサイクル拡張機能を使用すると、モバイルアプリからライフサイクルデータを収集できます。 Adobe Experience Platform Edge Network拡張機能は、このライフサイクルデータを Platform Edge Networkに送信し、そこでデータストリーム設定に従って他のアプリケーションやサービスに転送されます。 ライフサイクル拡張について詳しくは、製品ドキュメントを参照してください。
前提条件
- SDK がインストールおよび設定された状態で、アプリケーションが正常に構築および実行されました。 このレッスンでは、すでにライフサイクルの監視を開始しています。 確認するには、SDK のインストール - AppDelegate の更新を参照してください。
- 前のレッスンで説明したように、Assurance 拡張機能を登録しました。
学習目標
このレッスンでは、次の操作を行います。
- アプリがフォアグラウンドとバックグラウンドの間を移動するときに正しく開始/一時停止することで、正確なライフサイクル指標を有効にします。
- アプリから Platform Edge Networkにデータを送信します。
- Assurance で検証します。
実装の変更
これで、プロジェクトを更新してライフサイクルイベントを登録できます。
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Xcode プロジェクトナビゲーターで Luma > Luma > SceneDelegate に移動します。
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アプリケーションがバックグラウンドステートから再開される場合、iOSがローンチ時に
sceneWillEnterForeground:
デリゲートメソッドを呼び出す可能性があります。ここで、ライフサイクル開始イベントをトリガーにします。func sceneWillEnterForeground(_ scene: UIScene)
に次のコードを追加します。code language-swift // When in foreground start lifecycle data collection MobileCore.lifecycleStart(additionalContextData: nil)
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アプリがバックグラウンドに入ると、アプリの
sceneDidEnterBackground:
デリゲートメソッドからライフサイクルデータ収集を一時停止する必要があります。func sceneDidEnterBackground(_ scene: UIScene)
に次のコードを追加します。code language-swift // When in background pause lifecycle data collection MobileCore.lifecyclePause()
Assurance での検証
- シミュレーターまたはデバイスを Assurance に接続するには、「 設定手順」セクションを確認してください。
- アプリをバックグラウンドに送信します。 Assurance UI で LifecyclePause イベントを確認します。
- アプリをフォアグラウンドに移動します。 Assurance UI で LifecycleResume イベントを確認します。
Platform Edge Networkへのデータの転送
前の演習では、フォアグラウンドおよびバックグラウンドイベントをAdobe Experience Platform Mobile SDK にディスパッチします。 これらのイベントを Platform Edge Networkに転送するには:
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タグプロパティで ルール を選択します。
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使用するライブラリとして 初期ビルド を選択します。
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新規ルールを作成 を選択します。
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ルールの作成 画面で、「名前」に
Application Status
と入力します。 -
EVENTS の下の 追加 を選択します。
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イベント設定 手順で、次の操作を行います。
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拡張機能 として Mobile Core を選択します。
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イベントタイプ として フォアグラウンド を選択します。
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「変更を保持」を選択します。
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ルールを作成 画面に戻り、![ モバイルコア – 前景 の横にある** 追加 ** 追加] を選択します。
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イベント設定 手順で、次の操作を行います。
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拡張機能 として Mobile Core を選択します。
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イベントタイプ として 背景 を選択します。
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「変更を保持」を選択します。
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ルールを作成 画面に戻り、「ACTIONS の下の 追加 を選択します。
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アクションの設定 手順で、次の操作を行います。
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Extension として 0}AdobeエクスペリエンスEdge Network} を選択します。
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アクションタイプ として「Edge Networkにイベントを転送」を選択します。
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「変更を保持」を選択します。
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ライブラリに保存 を選択します。
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ビルド を選択して、ライブラリを再構築します。
プロパティの作成が完了すると、イベントは Platform Edge Networkに送信され、データストリームの設定に従って他のアプリケーションやサービスに転送されます。
Assurance に XDM データを含む アプリケーション終了(バックグラウンド) および アプリケーション起動(フォアグラウンド) イベントが表示されます。
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