Microsoft Dynamics CRM インストールガイド microsoft-dynamics-crm-installation-guide
サポートされているバージョン supported-versions
Marketo Measure は、次の Microsoft Dynamics CRM バージョンをサポートします。
- Microsoft Dynamics 2016(オンラインおよびオンプレミス)
- Microsoft Dynamics 365(オンラインおよびオンプレミス)
接続と認証の場合、Marketo Measure は、次の Active Directory Federated Services(ADFS)バージョンをサポートします。
- ADFS 4.0 - Windows Server 2016
- ADFS 5.0 - Windows Server 2019
管理ソリューションのインストール install-the-managed-solution
Dynamics CRM 内に zip ファイルをダウンロードしてインストールします。
設定/カスタマイズ/ソリューション/読み込み(ボタン)/ファイルを選択 を選択します。
Marketo Measure ユーザの作成 creating-a-marketo-measure-user
CRM 内の他のユーザとの問題を回避するために、Dynamics 内で専用の Marketo Measure ユーザを「アプリケーションユーザ」として作成し、データを書き出しおよび読み込むことをお勧めします。ユーザ名、パスワード、およびエンドポイント URLは Marketo Measure アカウントの作成時に使用されるので、書き留めておきます。
セキュリティロール security-roles
組織が Dynamics セキュリティロールを使用している場合は、接続されているユーザまたは専用の Marketo Measure ユーザが、必要なエンティティに対する十分な読み取り/書き込み権限を持っていることを確認します。
セキュリティロールは、設定/セキュリティ/セキュリティロール にあります。
Marketo Measure カスタムエンティティの場合、すべてのエンティティに対する完全な権限が必要です。
また、標準エンティティの読み取り/書き込み権限に加えて、キャンペーンの「作成」権限も必要です。
Dynamics の標準エンティティについては、Marketo Measure Dynamics スキーマドキュメントを参照してください。大まかに言うと、Marketo Measure は、特定のエンティティを読み取り、適切なデータを収集し、管理ソリューションと共にインストールされるカスタムフィールドに書き込みます。標準レコードは作成されず、標準フィールドは更新されません。
ページレイアウトにタッチポイントを含める: include-touchpoints-on-page-layouts
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各エンティティについて、フォームエディターに移動します。これは、設定/カスタマイズ/システムをカスタマイズ/
[Entity]
/フォーム で見つけることができます。または、レコードの表示中に設定で見つけることもできます。-
設定するエンティティ:アカウント、商談、取引先責任者、リード、キャンペーン。
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キャンペーンを設定するには、CRM/キャンペーン で「キャンペーンの同期」オプションをオンにする必要があります。
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まず、タッチポイントを有効にするセクションに 1 列タイルを追加します。この新しい列内で、アカウント、商談、取引先責任者、リードの各エンティティ内の各フォームにサブグリッドを追加する必要があります。
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サブグリッドでレンダリングするオブジェクト(Buyer Attribution Touchpoints または Buyer Touchpoints)を選択します。これは、オブジェクトの関係に応じて異なります。必要に応じて、「編集」ボタンをクリックして、表示される列を変更します。デフォルトのレイアウトは、管理ソリューションによって設定されます。
Buyer Attribution Touchpoint サブグリッド - アカウント、商談、および取引先責任者
Buyer Touchpoint サブグリッド - リードと取引先責任者 -
フォームの更新が完了したら、変更を公開して保存します。
スキーマ関連の考慮事項 schema-related-considerations
収益
Marketo Measure は、デフォルトで標準の「実収益」フィールドを指します。これを使用していない場合は、カスタムワークフローが必要となるので、ソリューションエンジニアまたはサクセスマネージャーに収益を報告する方法を説明します。
クローズ日
Marketo Measure は、標準の「実際クローズ日」フィールドを指します。これを使用していない場合や、「推定クローズ日」フィールドも使用している場合は、ソリューションエンジニアまたはサクセスマネージャーにプロセスを説明します。両方のフィールドを考慮するには、カスタムワークフローが必要になる場合があります。
接続とデータプロバイダーの設定 configuring-your-connections-and-data-providers
Marketo Measure アプリケーションにログインし、Adobe Admin Console でユーザとして設定したら、次の手順で様々なデータ接続を設定します。
データプロバイダーとしての CRM
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Marketo Measure アカウントで、マイアカウント ドロップダウンをクリックし、「設定」を選択します。
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左側のナビゲーションの統合で、「接続」をクリックします。
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「新しい CRM 接続を設定」ボタンをクリックします。
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Microsoft Dynamics CRM の横にある「接続」ボタンをクリックします。
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「資格情報」または「OAuth」を選択します。
note note NOTE OAuth について詳しくは、この記事を参照してください。プロセスについてご質問がある場合は、Marketo Measure アカウント担当者にお問い合わせください。 -
この例では、「資格情報」を選択します。資格情報を入力し、「次へ」をクリックします。
接続後、CRM/MAP 接続リストに Dynamics 接続の詳細が表示されます。
広告アカウントの接続
広告アカウントを Marketo Measure に接続するには、まず Marketo Measure アプリケーション内の「接続」タブにアクセスします。
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上記の データプロバイダーとしての CRM の節の手順 1 と 2 に従います。
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「新しい CRM 接続を接続」ボタンをクリックします。
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目的のプラットフォームを選択します。
Marketo MeasureJavaScript
Marketo Measure で Web アクティビティを追跡するには、複数の設定手順があります。
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マイアカウント ドロップダウンをクリックし、「アカウント設定」を選択します。
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電話番号を入力します。Web サイトで Marketo Measure のトラッキングに使用するプライマリルートドメインをWeb サイトに入力します。終了したら「保存」をクリックします。
note note NOTE 複数のルートドメインを追加するには、Marketo Measure アカウント担当者にお問い合わせください。 -
次に、Marketo Measure JavaScript をサイト全体とランディングページ全体に配置する必要があります。ランディングページの先頭にスクリプトをハードコードするか、Google タグマネージャーなどのタグ管理システムを通じて追加することをお勧めします。
note note NOTE デフォルトでは、ジョブが CRM にデータを送信するたびに、Marketo Measure は API クレジットごとに 200 件のレコードを書き出します。これにより、ほとんどの顧客に、Marketo Measure が消費する API クレジットと CRM の CPU リソース要件との間の最適なバランスが提供されます。ただし、ワークフローやトリガーなど複雑な CRM 設定を持つ顧客の場合は、バッチサイズを小さくすると CRM のパフォーマンスの向上に役立つ場合があります。この目的のために、Marketo Measure では顧客が CRM 書き出しのバッチサイズを設定できます。これは、Marketo Measure Web アプリケーションの設定/CRM/一般ページで設定でき、顧客は 200(デフォルト)、100、50、25 のバッチサイズから選択できます。 この設定を変更する場合、バッチサイズが小さいほど CRM からの API クレジットをより多く消費することに注意してください。CRM で CPU タイムアウトまたは高い CPU 負荷が発生している場合のみ、バッチサイズを小さくすることをお勧めします。 note note NOTE Marketo Measure による Dynamics へのデータの書き出しを無効にしても、既存のデータは削除されません。既存のデータの削除に関するヘルプについては、Dynamics サポートにお問い合わせください。 related-articles Related Articles エラー通知