Adobe Experience Platform Debugger を使用した埋め込みコードのテスト
Adobe Experience Platform のタグライブラリビルドに変更を加える場合は、ビルドを実稼動環境にデプロイする前に、これらの変更をテストする必要があります。Web サイトに専用のステージングまたは開発環境がない場合は、Adobe Experience Platform Debugger を使用して、サイト内の様々な埋め込みコードをローカルでテストできます。
前提条件
このチュートリアルでは、タグの環境と埋め込みコードの使用に関する十分な知識が必要です。 「環境の概要 」で詳細情報を参照してください。
また、このチュートリアルでは、Experience Platform Debugger ブラウザー拡張機能がインストールされている必要があります。 Experience Platform Debugger は、Chrome ブラウザーで使用できます。 チュートリアルを開始する前に、次のリンクを使用して拡張機能をインストールします。
Web サイトでExperience Platform Debugger を開きます。
任意のブラウザーを使用して web サイトに移動し、Experience Platform Debugger 拡張機能を開きます。 Experience Platform Debugger が現在接続しているサイトが、ウィンドウの下部に表示されます。 タグが現在サイト上で実行中の場合は、「概要」タブに表示されます。
埋め込みコードの置換
Experience Platform Debugger がサイトに接続したら、左側のナビゲーションで「Launch」を選択します。 ここには、環境や関連する拡張機能など、現在サイトで実行されているライブラリビルドに関する情報が表示されます。 ここから「設定」を選択すると、埋め込みコードを管理するコントロールが表示されます。
「ページ埋め込みコード」の下には、現在サイトで使用中の埋め込みコードが表示されます。埋め込みコードの右側で「アクション」を選択してから、「置換」を選択します。
現在の埋め込みコードを置き換える埋め込みコードを指定するよう求めるポップオーバーが表示されます。 Experience Platform Debugger を使用して埋め込みコードを置き換えても、サイトにデプロイされた埋め込みコードは変更されません。 代わりに、ローカルで実行されている埋め込みコードのみが置き換えられるので、実装のテストとデバッグを実行できます。
表示されたテキストボックスにテストする埋め込みコードをペーストし、「適用」を選択します。
「設定」タブが再表示され、ライブ埋め込みコードが指定したコードに置き換えられたことを示します。Web ブラウザーを使用して、テスト中の埋め込みコードが期待どおりに動作しているかどうかを確認できるようになりました。
次の手順
このチュートリアルでは、Experience Platform Debugger を使用してテスト目的で埋め込みコードをローカルに切り替える方法について説明しました。 様々な機能について詳しくは、Experience Platform Debugger のドキュメント を参照してください。