Zoho CRM
Adobe Experience Platform では、外部ソースからデータを取り込むと同時に、Platform サービスを使用して受信データの構造化、ラベル付け、および拡張を行うことができます。アドビのアプリケーション、クラウドベースのストレージ、データベースなど、様々なソースからデータを取り込むことができます。
Experience Platform は、サードパーティの CRM システムからのデータ取り込みをサポートしています。CRM プロバイダーのサポートは Zoho CRM を含みます。
IP アドレス許可リスト
ソースコネクタを操作する前に、IP アドレスのリストを許可リストに追加する必要があります。 地域固有の IP アドレスを許可リストに追加しないと、ソースを使用する際にエラーが発生したり、パフォーマンスが低下する場合があります。 詳しくは、IP アドレスの許可リストのページを参照してください。
Zoho CRM の資格情報を取得します。
データを Zoho CRM アカウントを Platform にを持ち込む前に、まず Zoho CRM ソースを認証するための資格情報を取得する必要があります。次の手順に従って、クライアント ID、クライアントの秘密鍵、アクセストークン、更新トークンを取得します。
アプリケーションを登録
認証資格情報を取得する最初の手順は、Zoho CRM 開発者コンソールを使用してアプリケーションを登録することです。アプリケーションを登録するには、次の中からクライアントの種類を選択する必要があります。Java Script、Web ベース、モバイル、ブラウザー以外のモバイルアプリケーション、またはセルフクライアント。 次に、アプリケーションの名前、web ページの URL、および認証済みリダイレクト URI (Zoho CRM が付与トークンを使用してユーザーをリダイレクトする際に使用できる)の値を指定します。
登録が成功すると、クライアント ID とクライアント秘密鍵が返されます。
認証リクエストの作成
次に、webベースのアプリケーションまたはセルフクライアントを使用して、認証リクエストを作成する必要があります。認証リクエストは付与トークンを返し、その結果、アクセストークンを取得できます。
認証リクエストを作成する際は、スコープ および アクセスタイプ の両方の値を記入する必要があります。スコープに関する詳細はこちらの Zoho CRM ドキュメントを参照してください。一方、アクセスタイプ は常に offline
に設定する必要があります。
アクセスおよび更新トークンの生成
付与トークンを取得したら、クライアント ID、クライアント秘密鍵、付与トークン、リダイレクト URI を指定すると同時に、{ACCOUNTS_URL}/oauth/v2/token
へ POST リクエストを行うことでアクセスと更新トークンを生成できます。この手順では、パラメーターとして grant_type
を含め、その値を "authorization_code"
に設定する必要があります。
リクエストが成功すると、アクセストークンと更新トークンが返され、これを使用して認証することができます。
資格情報の取得に関する詳細な手順については、Zoho CRM 認証ガイドを参照してください。
API を使用して Zoho CRM と Platform を接続する
以下のドキュメントでは、API やユーザーインターフェイスを使用して Zoho CRM と Platform を接続する方法について説明しています。