Audience Manager ソース
namespaceCode={VALUE}
を持つ ID 名前空間が存在しないことを示すエラーメッセージがAdobe Audience Manager ソースから返されます。 メモ:バックエンドでは、ID シンボルを参照するために namespaceCode
が使用されます。 統合を完了するには、次の操作を行う必要があります。- 指定した ID シンボル(
VALUE
)を使用して 🔗ID サービスにカスタム名前空間を作成 します。 - データを再度取り込みます。
Adobe Audience Manager ソースは、Adobe Experience Platformでのアクティベーション用に、Adobe Audience Managerで収集されたファーストパーティデータをストリーミングします。 Audience Managerソースは、次の 2 種類のデータを Platform に取り込みます。
- リアルタイムデータ: Audience Managerのデータ収集サーバーでリアルタイムにキャプチャされたデータ。 このデータは、Audience Managerでルールベースの特性を入力するために使用され、Platform に最短の待ち時間で表示されます。
- プロファイルデータ: Audience Managerでは、リアルタイムのデータとオンボードされたデータを使用して、顧客プロファイルを取得します。 これらのプロファイルは、セグメント認識で ID グラフと特性への入力に使用されます。
Audience Managerソースは、これらのデータタイプを Experience Data Model (XDM)スキーマにマッピングしてから、Platform に送信します。 リアルタイムデータは XDM ExperienceEvent データとして送信され、プロファイルデータは XDM 個人プロファイルデータとして送信されます。
詳しくは、UI でのAudience Managerソース接続の作成に関するガイドを参照してください。
エクスペリエンスデータモデル(XDM)とは
XDM は公式に文書化された仕様で、Platform がカスタマーエクスペリエンスデータを体系化する際に使用する標準化されたフレームワークとなるものです。
XDM 標準に準拠することで、カスタマーエクスペリエンスデータを一律に取り込むことができ、データの配信と情報の収集が容易になります。
XDM がExperience Platformでどのように使用されるかについて詳しくは、「XDM システムの概要」を参照してください。 プロファイルとイベントの間で XDM スキーマがどのように構造化されるかについて詳しくは、 スキーマ構成の基本を参照してください。
XDM スキーマの例
Platform で XDM ExperienceEvent および XDM 個別プロファイルにマッピングされる Audience Manager 構造の例を以下に示します。
ExperienceEvent - リアルタイムデータとオンボーディングデータの場合
XDM 個人プロファイル – プロファイルデータ用
フィールドがAudience Managerから XDM にマッピングされる方法について詳しくは、Audience Managerマッピングフィールドに関するドキュメントを参照してください。
Platform でのデータ管理
データセット
データセットは、スキーマ(列)とフィールド(行)を含み、データ接続によって使用可能になるデータのコレクション(通常はテーブル)のストレージおよび管理用の構成体です。 Audience Managerデータは、リアルタイムデータ、受信データおよびプロファイルデータで構成されます。 Audience Manager のデータセットを検索するには、UI の検索機能を使用し、各データタイプの命名規則を指定します。
デフォルトでは、プロファイルのAudience Managerデータセットは無効になっており、ユーザーは、ユースケースに基づいてデータセットを有効または無効にできます。 プロファイルのセグメントメンバーシップに使用されるデータセットを無効にすることは推奨されません。
接続
Adobe Audience Managerは、「カタログ:Audience Manager接続」で 1 つの接続を作成します。 カタログは、Adobe Experience Platform におけるデータの場所と系列のレコード体系です。接続は、顧客固有のコネクタのインスタンスである Catalog オブジェクトです。 カタログ、接続、コネクタについて詳しくは、 カタログサービスの概要を参照してください。
セグメント母集団からプロファイルへの影響
セグメント母集団のサイズは、最初にAudience Managerセグメントを Platform に送信する際に、プロファイル番号に直接影響します。 つまり、すべてのセグメントを選択すると、プロファイルの超過がライセンス使用権限を超える可能性があります。 また、Platform はプロファイル取り込み用の履歴データから新しいデータを区別します。 ファーストパーティベースの ID が 100 あるセグメントは、100 個のプロファイルを作成します。 ただし、その同じセグメントの母集団が 150 に増やして Platform に取り込まれた場合、新しいプロファイルは 50 個しかないので、プロファイルの数は 50 増加するだけです。
また、 ライセンス使用状況ダッシュボードから、アカウントのプロファイル使用状況を確認することもできます。