Adobe Experience Platform リリースノート

リリース日:2019年9月10日(PT)

Adobe Experience Platform の既存の機能に対するアップデート:

Data Ingestion ingestion

Adobe Experience Platform には、あらゆる種類のデータやデータのレイテンシを取り込むための豊富な機能が用意されています。Adobe Experience Platform Data Ingestion では、データ取り込みに複数の代替手段を提供しています。これには、バッチ API、ストリーミング API、ネイティブAdobeコネクタ、データ統合パートナー、Adobe Experience Platform UI などがあります。

新機能

機能
説明
ストリーミング取得用の新しいドメイン
dcs.data.adobe.net ドメインは、新しい共通データ収集ドメイン dcs.adobedc.net に移動しました。ユーザーは、Adobe Experience Platform の改訂されたストリーミング取得ドキュメントに従って、実装を更新する必要があります。Adobe Experience Platform のストリーミング取得に関連するすべてのドキュメントは、新しいドメインを使用するように更新されています。

詳しくは、データ取得ドキュメントを参照してください。

Data Science Workspace dsw

Adobe Experience Platform Data Science Workspace は、機械学習モデルを構築して運用することで、データサイエンティストがAdobeソリューションやサードパーティシステムをまたいでデータやコンテンツから洞察をシームレスに生み出せるようにする、Experience Platform 内の完全に管理されたサービスです。 Data Science Workspace は Platform と緊密に統合されており、XDM データの調査と準備、その後、機械学習のインサイトを使用してデータを自動的に強化するモデルの開発と運用など、エンドツーエンドの Real-Time Customer Profile ータサイエンスライフサイクルを強化します。

新機能

機能
説明
UI を介したサービスのスケジュール
Platform Orchestration サービスと統合して、UI を使用するユーザー定義のスケジュールでモデルのトレーニングとスコアリングを自動化します。
Service Gallery
再設計された Service Gallery ークフロー内で、自動トレーニングおよびスコアリングジョブをスケジュール設定でき、機械学習サービスの参照、監視、アクセスができます。
JupyterLab 5.0.0
JupyterLab UI の改善。

既知の問題

  • 現在、Service Gallery には、既存のサービスを削除するためのアクセス可能な方法はありません。 当面は、Senesi の機械学習 API リファレンスを参照して、API 呼び出しを通じて既存のサービスを削除してください。
  • Service Gallery には、サービスのトレーニング実行とスコアリング実行をフィルタリングするページネーションのサポートがありません。
  • スケジュールされたトレーニングまたはスコアリングが Service Gallery を通じて実行されるように設定する場合、頻度を 1 時間ごとに設定すると、スケジュールが適用されなくなります。

詳しくは、「Data Science Workspace の概要」を参照してください。

Query Service query

Query Service では、標準の SQL を使用してAdobe Experience Platformのデータに対してクエリを実行し、分析およびデータ管理の様々なユースケースに対応できます。 これは、Data Lake のデータセットを結合し、クエリ結果を新しいデータセットとして取得してレポートや Data Science Workspace で使用したり、Real-Time Customer Profile に取り込んだりできる、サーバーレスのツールです。

Query Service を使用してデータ分析のエコシステムを構築し、様々なインタラクションチャネルをまたいだ顧客の全体像を把握できます。 これらのチャネルには、POS(販売時点管理システム)、web、モバイル、CRM システムなどが含まれます。

新機能

機能
説明
Query Editor の改善点
保存関数が追加され、クエリを保存して後で使用できるようになりました。Adobe Experience Platformの Query Service ユーザーインターフェイスに、組織内のユーザーによって保存されたクエリを表示する「参照」タブが追加されました。 表示中のクエリに関する有用なメタデータを表示する「クエリの詳細」パネルが実装されました。
新しい属性関数
有効期限パラメーターを含むチャネルアトリビューションをクエリするた Query Service の、Adobe定義関数。
SQL 構文の強化
iLike 構文のサポート。
定義済みの XDM スキーマを使用してデータセットを生成
Create Table as Select(CTAS)クエリの新しい句が追加され、ターゲットスキーマを指定できるようになりました。

詳しくは、クエリサービスのドキュメントを参照してください。

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