クエリ結果からの出力データセットの生成

Query Service では、クエリを使用して Data Lake にデータセットを生成できます。その後、これらのデータセットをさらなるクエリの入力として使用したり、Data Science Workspace、リアルタイム顧客プロファイル、Analysis Workspace などの他のサービスで使用したりできます。

Adobe Experience Platform ユーザーインターフェイスからのデータセットの生成

Adobe Experience Platform ユーザーインターフェイス(UI)からデータセットを作成するには、次の手順に従います。

  1. 接続したクライアントを使用してクエリを作成し、出力を検証します。Query Editor を使用してクエリを記述する方法については、Query Editor UI ガイドでクエリの記述を参照してください。

  2. Platform UI で、クエリ ​に移動したあと「テンプレート」タブに移動し、作成したクエリを選択します。 Platform UI 内で組織用に作成および保存されたクエリを表示する方法について詳しくは、Query Service 概要を参照してください。

  3. クエリの詳細パネルで、「CTAS として実行」を選択します。

    「選択 CTAS として実行 」がハイライト表示されたクエリワークスペース 「テンプレート 」タブ

  4. 表示されるダイアログで、先頭に LDAP ID が追加されたデータセット名を入力します。 データセット名は、一意である必要も、SQL セーフである必要もありません。 なお、データセットのテーブル名は、ここで作成したデータセット名に基づいて生成されます。

  5. 次に、データセットの説明を「​ 説明 ​」フィールドに入力し、「CTAS として実行」を選択します。

    データセットの詳細と CTAS として実行 がハイライト表示されたデータセットを出力ダイアログ

  6. クエリの実行が完了したら、データセット ​に移動して、作成したデータセットを表示します。 Platform UI 内でデータセットを操作する際に一般的なアクションを実行する方法について詳しくは、 データセット UI ガイドを参照してください。

データセットを作成したら、Data Lake 内の他のデータセットと同様にアクセスしたり、様々なユースケースに使用したりできます。

NOTE
実際に実装する場合は、データセットの作成後にデータガバナンスラベルを適用する必要があります。データ使用ラベルをデータセットに適用する方法について詳しくは、データ使用ラベルの概要を参照してください。

事前に定義された Experience Data Model スキーマを使用したデータセットの生成

SQL 構文を使用して、事前定義済みの Experience Data Model(XDM)スキーマでデータセットを生成します。 Query Service でサポートされている構文について詳しくは、SQL 構文ガイドを参照してください。

データセットを出力する

この機能を使用して作成されるデータセットは、SQL 文で定義されているように、出力データの構造と一致するアドホックスキーマを使用して生成されます。一部のダウンストリームサービスには、特定の XDM スキーマを持つデータセットが必要です。ダウンストリームサービスのデータ形式設定要件を確認してから、クエリを記述してください。

次の手順

このドキュメントでは、Query Service を使用して Platform UI からデータセットを生成する方法を説明しました。Platform UI 内でのクエリへのアクセス、クエリの記述、クエリの実行の方法について詳しくは、Query Service UI の概要を参照してください。

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