監査クエリ API の概要
Adobe Experience Platformでは、様々なサービスおよび機能に関するユーザーアクティビティを監査イベントログの形式で監査できます。 ログに記録される各アクションには、アクションのタイプ、日時、アクションを実行したユーザーのメール ID、アクションのタイプに関連する追加の属性を示すメタデータが含まれます。
Audit Query API を使用すると、様々なサービスおよび機能に関するユーザーアクティビティを監査イベントログの形式で監査できます。 このドキュメントでは、監査クエリ API を呼び出す前に知っておく必要があるコア概念の概要を説明します。
前提条件
監査イベントを管理するには、ユーザーアクティビティログを表示 アクセス制御権限を付与する必要があります( データガバナンス  カテゴリの下にあります)。 Experience Platform機能の個々の権限を管理する方法については、 アクセス制御ドキュメント  を参照してください。
API 呼び出し例の読み取り
ここでは、リクエストの形式を説明するために API 呼び出しの例を示します。これには、パス、必須ヘッダー、適切な形式のリクエストペイロードが含まれます。また、API レスポンスで返されるサンプル JSON も示されています。API 呼び出し例のドキュメントで使用される表記について詳しくは、『Experience Platform トラブルシューティングガイド』の API 呼び出し例の読み方に関する節を参照してください。
必要なヘッダーの値の収集
このガイドでは、Experience Platform API を正しく呼び出すために、 認証に関するチュートリアル  を完了している必要があります。 認証に関するチュートリアルを完了すると、すべての Experience Platform API 呼び出しで使用する、以下のような各必須ヘッダーの値が提供されます。
- Authorization: Bearer 
{ACCESS_TOKEN} - x-api-key: 
{API_KEY} - x-gw-ims-org-id: 
{ORG_ID} 
Experience Platform のすべてのリソースは、特定の仮想サンドボックスに分離されています。Experience Platform API へのすべてのリクエストには、操作がおこなわれるサンドボックスの名前を指定するヘッダーが必要です。 Experience Platform のサンドボックスについて詳しくは、サンドボックスの概要に関するドキュメントを参照してください。
x-sandbox-name: {SANDBOX_NAME}
ペイロード(POST、PUT、PATCH)を含むすべてのリクエストには、次の追加のヘッダーが必要です。
- Content-Type: application/json
 
次の手順
Audit Query API を使用した呼び出しを開始するには、 イベントエンドポイントガイド  および  書き出しエンドポイントガイド  を参照してください。