edgeConfigOverridessendEvent コマンド)

edgeConfigOverrides オブジェクトを使用すると、現在の sendEvent コマンドの構成設定のみを上書きできます。 このオブジェクトは、同じページに、他の Web SDK実装とは異なる設定で実行する特定のコマンドがある場合に役立ちます。 特定のページ上のすべてのコマンドの設定を上書きする場合は、edgeConfigOverrides コマンドの configure オブジェクトを使用することを検討してください ​

包括的なデータストリーム設定の上書きプロセスは、次の 2 つの主な手順で構成されます。

  1. まず、データストリーム UI で ​ データストリームの設定 ​ を行う際に、データストリーム設定の上書きを定義する必要があります。 上書きの設定方法の手順については、データストリームに関するドキュメントの ​ データストリーム設定の上書き ​ を参照してください。
  2. データストリーム UI でデータストリームの上書きを設定したら、edgeConfigOverrides オブジェクトを設定できます。

configure コマンドは edgeConfigOverrides オブジェクトもサポートします。edgeConfigOverrides コマンドの configure を参照してください。 edgeConfigOverrides コマンドの sendEvent オブジェクトが edgeConfigOverrides コマンドの configure オブジェクトよりも優先されます(両方が設定されている場合)。

データストリーム設定でサポートされるすべてのサービスが有効になっている場合、以下のサンプルはこの設定を上書きし、すべてのサービスを無効にします(各サービスの enabled: false 設定を参照してください)。 このオブジェクトは、edgeConfigOverrides コマンドの configure オブジェクトと同じプロパティをサポートします。

alloy("sendEvent", {
  renderDecisions: true,
  edgeConfigOverrides: {
    datastreamId: "bfa8fe21-6157-42d3-b47a-78310920b39d",
    com_adobe_experience_platform: {
      enabled: false,
      datasets: {
        event: {
          datasetId: "64b6f949a8a6891ca8a28911",
        },
      },
      com_adobe_edge_ode: {
        enabled: false,
      },
      com_adobe_edge_segmentation: {
        enabled: false,
      },
      com_adobe_edge_destinations: {
        enabled: false,
      },
      com_adobe_edge_ajo: {
        enabled: false,
      },
    },
    com_adobe_analytics: {
      enabled: false,
      reportSuites: ["examplersid3"],
    },
    com_adobe_identity: {
      idSyncContainerId: 34374,
    },
    com_adobe_target: {
      enabled: false,
      propertyToken: "f3fd55e1-a06d-8650-9aa5-c8356c6e2223",
    },
    com_adobe_audience_manager: {
      enabled: false,
    },
    com_adobe_launch_ssf: {
      enabled: false,
    },
  },
});

Web SDK タグ拡張機能を使用したデータストリーム設定の上書き

このオブジェクトと同等の Web SDK タグ拡張機能は、「」アクションを設定する際の ​ データストリーム設定の上書き Send event セクションです。

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