ドキュメントExperience Platform統合タグガイド

統合タグの概要

最終更新日: 2023年8月10日

作成対象:

  • 開発者
  • ユーザー
  • 管理者
  • リーダー

タグは、ビジネスオブジェクトを分類して検出とカテゴリ化を容易にするために管理者がメタデータの分類を管理できるようにする、Adobe Experience Platform の機能です。タグはメタデータで、セグメント、データセット、ジャーニーまたは他のオブジェクトに付加できてオブジェクトや関連するオブジェクトを検索できるようにするキーワードと考えることができます。タグは、分類済みと未分類の 2 つのタイプに分類されます。

より多くのコンテキストを提供し、タグの目的を定義するために、カテゴリによってタグを有用なセットに整理します。 管理者は、ユーザーがオブジェクトに追加できる分類済みタグを定義します。 カテゴリを含んでいない新しいタグは、タグが適用されるワークフローでインラインで作成することもできます。 これらのタグは、タグインベントリの未分類セクションに表示されます。 作成者に関係なく、管理者とユーザーの両方がタグを同様に適用できます。 オブジェクトへの割り当て、検索またはフィルタリングの際に、すべてのタイプのタグを選択できます。

タグの用語

タグ付けには、次のコンポーネントが関与します。

用語定義
アーカイブ済みオブジェクトとの現在の関連付けを維持するものの、タグがそれ以上のオブジェクトに適用されないように制限する、タグの状態。アーカイブ済みタグは、タグピッカーに表示されません。
オブジェクトタグを適用できる Experience Cloud アイテム。 例:セグメント、ジャーニー、データセット。
タグタグはメタデータで、セグメント、データセット、ジャーニーなどのオブジェクトに付加して、検索でそのオブジェクトや関連オブジェクトを見つけることができるキーワードと考えることができます。
タグカテゴリタグカテゴリは、タグを意味のあるセットにグループ化して、より詳細なコンテキストを提供したり、タグの目的を説明したりします。 管理者は、タグカテゴリとカテゴリ内のタグを管理します。
未分類タグタグの適用先でインラインで作成される新しいタグ。 これらのタグは、どのユーザーでも作成し適用できますが、カテゴリにはバインドされません。管理者は、これらのタグをカテゴリに移動して、他の類似タグと連携させることができます。

タグインベントリ

タグインベントリを使用したタグカテゴリとタグ管理は、Experience Platform と Journey Optimizer のナビゲーション内で使用できます。 インベントリ内のタグに対する変更は、タグをサポートしているすべてのオブジェクトに反映されます。 すべてのユーザーがタグインベントリにアクセスし参照できますが、タグ管理はシステム管理者と製品管理者に限定されています。

ユーザーはタグインベントリの 3 つの階層レベル(タグカテゴリ、カテゴリ内のタグ、個々のタグ)を管理できます。 個々のタグを管理する際、そのタグが現在適用されている任意のオブジェクトを表示したり、そのオブジェクトに移動したりできます。

タグカテゴリ

カテゴリはタグを意味のあるセットにグループ化し、より詳細なコンテキストを提供したり、タグの目的を説明したりします。 カテゴリを持つタグでは、カテゴリ名の後にコロンが続き、その後にタグ名が示されます。

タグカテゴリを使用する場合、次のアクションが可能です。

  • タグカテゴリの作成
  • タグカテゴリの編集
  • タグカテゴリの削除

カテゴリ内のタグの管理

NOTE
Experience Cloud のタグを管理するには、組織(Experience Cloud へのサブスクリプションを有する)の Adobe Experience Platform のシステム管理者または製品管理者である必要があります。

カテゴリ(またはデフォルトの「未分類」グループ)内で、タグを作成および管理できます。 タグを管理する際には、次のアクションが可能です。

  • タグの作成
  • タグの編集
  • カテゴリ間でのタグの移動
  • タグのアーカイブ
  • アーカイブしたタグの復元
  • タグの削除
  • タグ付きオブジェクトの表示
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