クイック検索コンポーネント quick-search-component
クイック検索コンポーネントは、Web サイトに検索機能を提供し、検索結果を提示することで、訪問者が一致するコンテンツを簡単に見つけて結果を表示できるようにします。
使用方法 usage
クイック検索コンポーネントを使用すれば、サイト訪問者がコンテンツを検索し、その結果をインプレースで表示し、一致するページに容易に移動できるようになります。ユーザーが検索結果をスクロールすると、それに合わせて新しい結果が動的に取得されます。
編集ダイアログでは、コンテンツツリー内の検索の開始位置をコンテンツ作成者が定義できます。デザインダイアログを使用すれば、コンテンツツリーにおける検索の開始位置のデフォルト値、結果セットサイズの上限、検索語句の長さの下限をテンプレート作成者が設定できます。
バージョンと互換性 version-and-compatibility
このドキュメントでは、クイック検索コンポーネントの現在のバージョン(2018年2月にコアコンポーネントのリリース 2.18.0 で導入された v1)について説明します。
コンポーネントのすべてのサポート対象バージョン、コンポーネントの各バージョンと互換性のある AEM バージョン、以前のバージョンのドキュメントへのリンクを次の表に示します。
コアコンポーネントのバージョンとリリースについて詳しくは、コアコンポーネントのバージョンを参照してください。
技術的詳細 technical-details
mod_security
を使用するなど、より高いレベルで実装する必要があります。クイック検索コンポーネントに関する最新の技術ドキュメントについては、GitHub を参照してください。
コアコンポーネントの開発について詳しくは、コアコンポーネント開発者向けドキュメントを参照してください。
編集ダイアログ edit-dialog
編集ダイアログでは、コンテンツツリー内の検索の開始位置をコンテンツ作成者が定義できます。
検索ルート - 検索の開始位置となるルートページ。検索ルートは、ブループリントマスター、言語マスター、通常のページのいずれでもかまいません。
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ID - このオプションを使用すると、HTML 内およびデータレイヤー内のコンポーネントの一意の識別子を制御できます。
- 空白のままにした場合、一意の ID が自動的に生成されます。生成された ID は結果のページを調べることで確認できます。
- ID を指定した場合、作者はその ID が一意であることを確認する必要があります。
- ID を変更すると、CSS、JS、およびデータレイヤーのトラッキングに影響を与える可能性があります。
デザインダイアログ design-dialog
デザインダイアログを使用すれば、コンテンツツリーにおける検索の開始位置のデフォルト値、結果セットサイズの上限、検索語句の長さの下限をテンプレート作成者が設定できます。デザインダイアログでは、コンテンツ作成者が使用できるテキスト書式設定オプションをテンプレート作成者が定義できます。
「プロパティ」タブ properties-tab
- 検索ルート - コンテンツ作成者がクイック検索コンポーネントをコンテンツページに配置したときの検索ルートのデフォルト値
- 結果のサイズ - 検索リクエストで取得される結果の最大数
- 検索語句の最小の長さ - 検索を開始するために使用される検索語句の長さの下限
「スタイル」タブ styles-tab
クイック検索コンポーネントでは、AEM スタイルシステムをサポートしています。