Correspondence Management | ユーザーデータの処理 correspondence-management-handling-user-data
AEM Forms Correspondence Management を使用すると、安全でパーソナライズされた顧客対応を作成、管理、合理化できます。ビジネスユーザー向けに直感的なユーザーインターフェイスを提供し、事前に承認されたコンテンツブロックとメディア要素を使用して通信を作成できるようにします。通信の作成について詳しくは、通信の作成を参照してください。
ビジネスユーザーまたはエージェントが通信をドラフトとして格納したり送信したりする場合、レターインスタンスが AEM リポジトリに格納されます。レターインスタンスには、通信データとメタデータが含まれます。
ユーザーデータとデータストア data
Correspondence Management では、パブリッシュインスタンスがレターインスタンスを管理するように設定されている場合にのみ、ドラフトおよび送信済みレターのデータが AEM リポジトリに格納されます。この設定について詳しくは、Correspondence Management 設定プロパティを参照してください。
AEM デプロイメント用に設定されたデータストアの永続性に応じて、ドラフトおよび送信済み通信データは次の場所に格納されます。
上記の AEM リポジトリの場所で:
[yyyy]/[mm]/[dd]
は、レターインスタンスが作成された日付にもとづいたノード構成を示します。[node-id]
は、レターを含むフォルダーに割り当てられた ID を示します。[letter-instance-name]
は、レターを保存または送信したときに指定された名前を示します。
[letter-instance-name] ノードでは以下のノード構造が作成され、各レターインスタンスのデータが AEM リポジトリに格納されます。
extendedProperties
dataXML
processedXDP
submittedLetter
ユーザーデータへのアクセスと削除 access-and-delete-user-data
設定されたデータストアのドラフトおよび送信済み通信データにアクセスし、必要に応じて削除することができます。
ユーザーデータにアクセス access-user-data
Correspondence Management には、ドラフトおよび送信済みレターインスタンスを検索してアクセスするために使用できる API が用意されています。API を使用すると、レターインスタンス ID または通信を保存または送信したユーザーを使用して、レターインスタンスを検索して開くことができます。詳しくは、レターインスタンスにアクセスするための API を参照してください。
または、CRXDE Lite を使用して AEM リポジトリのレターインスタンスに移動することもできます。格納されたデータおよびリポジトリの場所について詳しくは、ユーザーデータとデータストアを参照してください。
ユーザーデータの削除 delete-user-data
特定ユーザーのデータを含むレターインスタンスを検索するには、次の操作を実行します。
- レターインスタンス名、ドラフトを保存したユーザー、または通信を送信したユーザーがわかっている場合は、Correspondence Management API を使用します
- メール ID や名前など、個人を特定できる情報を使用して AEM リポジトリを検索し、情報が格納されているノードを探します
AEM システムでドラフトおよび送信済み通信に含まれるユーザーデータを完全に削除するには、適用可能なすべての AEM インスタンスからレターインスタンスノードを手動で削除する必要があります。