Experience Cloud の Customer Attributes
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Experience Cloud で Customer Attributes を使用すると、顧客関係管理(CRM)データベースから取り込んだ企業データをアップロードできます。Experience Cloud内の データソースにデータをアップロード Customer Attributes した後、Adobe Analytics および Adobe Target でそのデータを使用できます。
企業顧客データとは enterprise_data
企業データは様々なシステムに分散されています。企業データは複雑で、そのデータが持つ意味は人によって異なることがあります。このデータには、メンバーシップ、ロイヤルティ、年齢、性別、所有する製品、興味、ライフタイム値などの情報が含まれます。
次に示すのは、製品の購読者データを示すデータファイルの例です。このデータには、メンバー ID、権利が付与されている製品、市場で最も多く発売されている製品などの情報が含まれています。
データファイルを作成したら、Experience Cloud/顧客属性 で作成する顧客属性ソースにアップロードできます。
このワークフローについては、 顧客属性データのアップロードを参照してください。
Analytics と Target における顧客属性の例 examples
データを Experience Cloud にアップロードした後は、そのデータをカスタマイズし、レポート、セグメント化、アクティビティおよびキャンペーンで利用するソリューションで共有できます。
以下に例を示します。
マーケターとアナリストは、次のことを把握できます。
- ゴールドレベルの顧客に最も効果的なオンラインキャンペーン。
- ゴールドレベルの顧客が検索している製品と、プラチナレベルの顧客が検索している製品の違い。
- サイトを再設計すると、古い顧客のコンバージョン率が向上するか。
- ライフタイム値が低い顧客がサイトで調べる傾向にある製品です。
Adobe Target ユーザーは、属性データを利用して次のことができます。
- ロイヤルティクラブメンバー専用の特別割引とオファーを表示する。
- 高級志向の顧客により高価な製品を勧める。
- 既にメールを受け取っている顧客に対し、通常はメールのサインアップ用に確保されているスペースにアップセルのオファーを表示する。