MariaDB 10.6 を使用したAdobe Commerce Cloud 2.4.6 のレプリカの問題を確認。
この記事では、Adobe Commerce Cloud 2.4.6 で MariaDB 10.6 以降にレプリカの読み取りを使用する際に発生した予期しない動作に対するソリューションを提供します。
影響を受ける製品とバージョン
- MariaDB 10.6 以降
- クラウドインフラストラクチャー上のAdobe Commerce 2.4.6
問題
重要でない読み取りで、誤った情報が表示される。
原因:
値を 保守的 にする必要がある場合、データベースの slave_parallel_mode
設定はデフォルトで optimistics に変更され、Ece-Tools の synchronous_replication
値は、値を false にする場合に true にデフォルト設定されています。
解決策
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slave_parallel_mode
パラメーターが conservative に設定されていることを確認します(値が conservative と表示されていない場合は、 サポートチケットを発行する必要があります)。 確認するには、次のコマンドを実行します。code language-none MariaDB [main]> show variables like 'slave_parallel_mode'; +---------------------+--------------+ | Variable_name | Value | +---------------------+--------------+ | slave_parallel_mode | conservative | +---------------------+--------------+ 1 row in set (0.001 sec)
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.magento.env.yaml
データベース設定を次のように更新します。code language-yaml DATABASE_CONFIGURATION: _merge: true slave_connection: default: synchronous_replication: false
データベース設定を更新する手順については、Cloud Infrastructure ガイドのCommerceにある「変数のデプロイ」トピックの DATABASE_CONFIGURATION を参照してください。
関連資料
- Commerce on Cloud Infrastructure ガイドの デプロイメント用の環境変数の設定。
- 実装プレイブックの データベース設定のベストプラクティス。
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