送信メールの設定
Cloud Console またはコマンドラインから、各環境の送信メールを有効または無効にすることができます。 統合(およびスターターのみのステージング)環境で送信メールを有効にして、クラウドプロジェクトユーザーに二要素認証またはパスワードリセットのメールを送信します。
デフォルトでは、送信メールは実稼動環境とステージング環境(Pro のみ)で有効になります。 ただし、 コマンドラインまたは Cloud Console から enable_smtp
プロパティを設定するまで、ステータスに関係なく、環境設定で Enable outgoing emails 設定が無効に表示される場合があります。
コマンドラインで enable_smtp
プロパティ値を更新すると、Cloud Console でこの環境の Enable outgoing emails 設定値も変更されます。
Cloud Console でメールを有効にする
環境を設定 ビューの Outgoing emails 切り替えスイッチを使用して、メールのサポートを有効または無効にします。
実稼動環境またはステージング環境で送信メールを無効にするか再度有効にする必要がある場合は、Adobe Commerce サポートチケットを送信できます。
Cloud Console からメールのサポートを管理するには:
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Cloud Console にログインします。
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すべてのプロジェクト リストからプロジェクトを選択します。
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プロジェクトダッシュボードで、右上の設定アイコンをクリックします。
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「Environments」をクリックし、リストから特定の環境を選択します。
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送信メールを有効または無効にするには、送信メールを有効にする オン または オフ を切り替えます。
設定を変更すると、環境は新しい設定でビルドおよびデプロイされます。
CLI でのメールの有効化
アクティブな環境のメール設定を変更するには、magento-cloud
CLI environment:info
コマンドを使用して enable_smtp
プロパティを設定します。 SMTP を有効にすると、メール送信用の SMTP ホストの IP アドレスで MAGENTO_CLOUD_SMTP_HOST
環境変数が更新されます。
コマンドラインからメールサポートを管理するには:
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ローカルワークステーションで、をプロジェクトディレクトリに変更します。
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環境の送信メールの設定を確認します。
code language-bash magento-cloud environment:info -e <environment-id> | grep enable_smtp
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enable_smtp
環境変数をtrue
またはfalse
に設定して、メールサポートの設定を変更します。code language-bash magento-cloud environment:info --refresh -e <environment-id> enable_smtp true
環境がビルドおよびデプロイされるのを待ちます。
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SSH を使用してリモート環境にログインします。
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メールが機能することを確認します。確認可能なアドレスにテストメールを送信します。
code language-bash php -r 'mail("mail@example.com", "test message", "just testing", "From: tester@example.com");'
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メールが SendGrid で受信されることを確認します。
code language-bash grep mail@example.com /var/log/mail.log