メールパラメーター email-parameters
この節では、メール配信に固有の配信プロパティで使用できるオプションとパラメーターについて説明します。
BCC でのメールの使用 email-bcc
プラットフォームから送信されたメールのコピーを保持するように Adobe Campaign を設定できます。このオプションについて詳しくは、このページを参照してください。
メッセージ形式の選択 selecting-message-formats
送信されるメールメッセージの形式は変更できます。変更するには、配信プロパティを編集し、「配信」タブをクリックします。
ウィンドウ下部のセクションで、メールの形式を選択します。
-
受信者の環境設定を使用(デフォルトのモード)
メッセージの形式は、受信者のプロファイルに格納されたデータに従って定義され、デフォルトでは「メールフォーマット」フィールド(@emailFormat)に保存されます。受信者が特定の形式でメッセージを受信することを希望していれば、メッセージはその形式で送信されます。このフィールドに何も入力されていない場合は、マルチパート/オルタナティブメッセージが送信されます(以下を参照)。
-
受信者のメールクライアントに最適なフォーマットを選択させる
テキスト形式と HTML 形式の両方を含んだメッセージが送信されます。受信時に表示されるメッセージ形式は、受信者のメールソフトウェアの設定に応じて切り替わります(マルチパート/オルタナティブ)。
note important IMPORTANT このオプションを指定すると、両方のバージョンのドキュメントがメッセージに含められます。したがって、メッセージサイズが大きくなるので、配信のスループットが低下します。 -
すべてのメッセージをテキストフォーマットで送信
メッセージはテキスト形式で送信されます。HTML 形式は送信されませんが、受信者がメッセージをクリックした場合にのみ表示されるミラーページに使用されます。
文字エンコーディングの設定 character-encoding
配信パラメーターの「SMTP」タブで、「文字エンコーディング」セクションを使用して特定のエンコードを設定できます。
デフォルトのエンコードは UTF-8 です。一部の受信者のメールプロバイダーが UTF-8 規格のエンコーディングをサポートしていない場合、メールの受信者に対して特殊文字を適切に表示するために特定のエンコーディングを設定する必要があります。
例えば、日本語の文字を含むメールを送信するとします。すべての文字が日本の受信者に正しく表示されるようにするには、標準の UTF-8 ではなく、日本語文字をサポートするエンコーディングを使用します。
そのためには、「文字エンコーディング」セクションの「メッセージに使用されているエンコーディングを強制」オプションを選択し、表示されるドロップダウンリストからエンコーディングを選択します。
バウンスメールの管理 managing-bounce-emails
配信プロパティの「SMTP」タブでは、バウンスメール管理を設定することもできます。
-
エラーアドレス:デフォルトでは、バウンスメールはプラットフォームのデフォルトエラーボックスに受信されますが、配信用の専用エラーアドレスを定義することもできます。
-
バウンスアドレス:未処理のバウンスメールの転送先となる別のアドレスを定義することもできます。バウンスメールの発生理由をアプリケーションで自動判定できない場合は、このアドレスを使用することで調査できます。
各フィールドは、専用のアイコンを使用してパーソナライズできます。パーソナライゼーションフィールドについて詳しくは、この節を参照してください。
バウンスメールの管理について詳しくは、この節を参照してください。
SMTP ヘッダーの追加 adding-smtp-headers
配信には SMTP ヘッダーを追加できます。そのためには、配信の「SMTP」タブの関連するセクションを使用します。
このウィンドウで入力するスクリプトは、name:value の形式で 1 行ごとに 1 つのヘッダーを参照する必要があります。
値は必要に応じて自動的にエンコードされます。
ミラーページの生成 generating-mirror-page
ミラーページは、web ブラウザーでオンラインアクセス可能な HTML ページです。そのコンテンツはメールと同一です。これは、受信者がインボックスでメールを表示しようとする際に、レンダリングの問題や破損した画像が発生した場合に役立ちます。
ミラーページへのリンクを挿入する方法については、この節を参照してください