Web ダウンロード web-download
「Web ダウンロード」アクティビティは、明示的 URL、外部アカウント、Adobe Campaign インスタンス上のファイルのダウンロードを開始します。HTTP プロトコルが使用されます。GET または POST のいずれかによるダウンロードです。
プロパティ properties
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Web ファイルの選択
インターネット経由でファイルをダウンロードする方法としては、ファイルの URL を直接指定する方法、ファイルが保存されている外部の HTTP アカウントを使用する方法、Adobe Campaign インスタンスからファイルをダウンロードする方法があります。使用できるパラメーターは以下のとおりです。
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ダウンロードするファイルの URL を直接指定するには、「明示的 URL」オプションを選択し、該当するフィールドに URL を入力します。この URL は変数データで構成することもできます。
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「外部アカウント」を使用する場合は、ドロップダウンからアカウントを選択し、ダウンロードするファイルを指定します。
外部アカウントは、Adobe Campaign ツリーの 管理/プラットフォーム/外部アカウント ノードで設定できます。リンクを編集 アイコンをクリックすると、外部アカウントのパラメーターを編集できます。
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Adobe Campaign インスタンスからファイルをダウンロードするには、「Adobe Campaign インスタンス」オプションを選択します。
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ファイルの履歴化
「ファイル履歴化設定…」リンクを使用して、ファイルのストレージディレクトリとこのディレクトリのパージ頻度を指定できます。
次のオプションを使用できます。
- デフォルトストレージディレクトリを使用:ファイルの処理がおこなわれる前に、必ずファイルを移動します。このオプションを選択すると、ファイルはデフォルトのストレージディレクトリ(Adobe Campaign インストールフォルダーの vars ディレクトリ)に移されます。ストレージディレクトリを指定するには、チェックボックスの選択を解除し、「ストレージディレクトリ」フィールドにディレクトリのパスを入力します。
- ファイル数:ストレージディレクトリに保持するファイルの最大数を入力します。
- 最大サイズ(MB 単位):ストレージディレクトリの最大容量(MB)を指定します。
各ファイルは、定義したパージルールが適用されるまで、ディレクトリに 24 時間保持されます。パージはアクティビティの開始直前におこなわれるので、作業中のワークフローファイルには影響しません。
ファイルは、作成日にしたがって古いものから削除されます。最も古いファイルは、両方のパージルールが確定するまでパージされます。したがって、ファイルの最大数を 100 に設定した場合、ワークフローが開始される前に、常に最新の 100 個のファイルがストレージディレクト内に存在し、それらのファイルが進行中のワークフローで処理されていきます。
ファイルの数とディレクトリの容量を制限しない場合は、「ファイル数」と「最大サイズ(MB 単位)」オプションの値をそれぞれ 0 に設定します。
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詳細設定パラメーター
「詳細設定パラメーター」リンクを使用して、次の追加オプションを設定できます。
- リダイレクトに従う:ファイルのリダイレクトでは、上書きを使用して、データの入力や出力を別のタイプのデバイスに送信できます。
- HTTP ヘッダーをファイルに追加:場合によっては、ファイルに HTTP ヘッダーを追加することが必要になる場合があります。最も一般的に、これらのヘッダーは、トラブルシューティング目的、クロスオリジンリソース共有(CORS)用の追加情報を提供するため、または特定のキャッシュディレクティブを設定するために使用されます。
- HTTP リターンコードを無視:HTTP リターンコード(HTTP ステータスコードとも呼ばれる)は、HTTP リクエストの結果を示します。
「エラーを処理」オプションについて詳しくは、エラーの処理を参照してください。
出力パラメーター output-parameters
- filename:ダウンロードしたファイルの完全名。